2010年8月1日日曜日

ブログを引越し

え~っと、このブログサービス、使いづらいのと、画像や動画を投稿しようとすると、思ったように表示できなかったりして、何度も「イ~~!!!!」となったり、何人かからコメントが投稿できないとの情報もあるので、思い切って引越しします。

新しいブログのURLはこちら ↓

http://tumbleweed4867.blog103.fc2.com/

よろしこです。

2010年7月30日金曜日

Roomba




コロラドからオハイオに帰ると、家の中にお掃除ロボットRoomba君が鎮座していました。
しかも、2台も。
どうしたのかと訊ねると、Craigslistで2台で$150という破格値で手に入れたという。

うちはフローリングで、掃除機をかけてもかけても、猫の毛がすぐに床にたまるのに嫌気がさしたらしい。

さっそく運転してみると、おおおぉおお~、あちこちに頭をガチャコンガチャコンとぶつけながらも、ちゃんと部屋の隅々まで掃除してくれる。
でも、思ったより頭悪くて、同じ所をグルグル廻ったり、部屋の隅でトラップに掛かったように、もがくように必死で抜け出そうとしている姿は、出来の悪い子を見ているみたいでかわいい。掃除機だけど。

んで、この掃除機の凄い所は、バッテリーが切れそうになったり、「あ、もうこの部屋は綺麗だわ」と感知すると、自動的に充電器の所まで行って、ンピャピャッパピャッパパー♪とかわいい電子音を発生して接続、リチャージしちゃう。

でもこれ、メチャクチャうるさいのよねー。
運転中はTVなんか見れないっす。
あと、「もういいから、家に帰ってちょうだい」ボタンが無いので、終わるまで待つか、途中で止めたい時は強制終了をして、抱きかかえて充電器の所まで持っていかなきゃいけないのが爪の甘さ。

本体が小さいので、ゴミが溜まる部分もキャパが少なく、掃除するたびにゴミ捨てしなきゃいけないんだけど、なんかダーリンJ、それも楽しそうにしてますよ。
ペット感覚なのか?そうなのか?

2010年7月28日水曜日

スクーター



なんとなくYouTubeサーフィンをしていたら、こんな↑懐かしいTVCMを見つけて、昔の事を思い出したりしました。

僕が始めてスクーターを買ったのは、高校2年の頃。
親が住む沖縄の離島から離れ、本島で兄姉と3人で、2部屋しかないとても小さなアパートに住み始めて1年ちょっと経ってからの事でした。
僕は工業高校に通っていたのですが、学校に行くまでにバスを乗り継いで約2時間という道のり。
しかも、交通機関の発達していない沖縄なので、交通渋滞に巻き込まれると、さらに伸びて3時間くらいはかかったり。

そんな中、同級生達はどんどん免許証を取り、その後はバイクを買って通学するようになっていった。
ちなみに、当時はまだ原付に対するヘルメットの義務はなかった時代で、高校生達は当時流行っていた、ムササビスタイルのスウェットを着て、原付に乗って両腕を風でバサバサいいながら市内を走るのがカッコいいと思われていた時代。
あと、なぜかヤマハの車体が軽いパッソーラに、同じくヤマハだけど馬力の強いJOGのエンジンを載せる、パッジョグと言う、亜種のハイブリッド車が人気だったのは沖縄だけだろうか?

高校2年になって、やっと回りの同級生の方言が理解できて、自分でも少し話せるようになった頃、現在は無い某那覇市内のショッピングセンターの地下にある回転寿司屋でアルバイトする事にした。
本当は、マックとかロッテリアとか、A&Wとか、お洒落な所でバイトしたかったんだけど、貧乏だったのでそんなハイソな所にも言った事が無く、なにしろ自分の日本語が怪しかったので、絶対雇ってもらえないと思って断念。

でも、まず履歴書なんて書いたこと無かったので、「志望の動機」欄に「離島出身なので、自分で稼がないといけないのです。」と書いたら、すぐに雇ってもらえた。
後で分かった事だけど、そこのスタッフには、たくさん離島出身者がいた、そして皆やさしかった。

僕の仕事は、巨大な釜でご飯を炊く事と、それを巨大なおひつとシャモジで寿司酢と混ぜ合わせ、酢飯を作る事。
お客さんの要望に合わせたうどん、または蕎麦を作る事。
そのうどん、蕎麦の汁を作ること。
天麩羅を作る事。
帰り際には、寿司酢の仕込みと、たっぷりとバケツに溜まった生ごみの処理。

など、シンプルだったけど、ひっきりなしにお客さんが来るので、物凄く忙しかった。
「大丈夫~?」などと声をかけてくれた、当時一緒に働いていた僕にとても優しかった年上のお姉さん(といっても、一歳か二歳くらい上)の顔は、今でも覚えている。

このバイトにはバスで通っていて、アパートに帰るのは大抵夜中の11時頃だったのですが、乗車中に「何かこのバス、いつも臭いなぁ~」、と思っていたら、自分の臭いだったのに気づいた。
特に、仕事中に履いていた長靴を脱いだ後の足の臭さといったら・・・
一回だけ、隣に座ったお兄ちゃんが、何も言わずにスーっと席を替わった事があったけど、あれはたぶん、僕の臭いに我慢できなかったんだろう。
だから、バスの中ではいつも身を小さくして乗っていた。

そんなこんなで、その回転寿司で4ヶ月ほど働いた。
時給はたしか、300円くらいだったと思う。(当時、マックで360円で、それが一番高かった。)
働き始めて小金ができたので、昼休みに校内にある売店でいつも買う、一番安い150円のA型弁当(たしか小さい焼きソバのようなもの)やB型弁当(チャーハンだったかな?)だけでなく、新型弁当と呼ばれる、ほんのちょっとだけデラックスな、ゴハン+少しのおかず付きの弁当が食べられるようになった。
あと、TVCMでずっと気になっていた、エスキモー社の何層にも重なった超高級アイス(といっても、当時で500円くらいです)、ビエネッタを給料日に思い切って買って、姉と二人で分け合って食べたのも、良い思い出。

今振り返ると、凄い貧乏な生活だったんだなー、とか思うけど、当時はまったくそんな事思わなかった。
だって、周りの同級生達もみんなそんな感じだったから、それが普通みたいな。

そのうち、なんとなーく仲の良い同級生が、「僕のスクーター、ちょっと前輪が歪んでるけど、買わないけ?3万円でいいよ!」と話を持ちかけてきたので、即決でコツコツ貯めたバイト代で支払った。
それで、僕の憧れの初代スクーターは、HONDAのLEADになった。
色がシルバーで少し気に入らなかったけど、初めて自分が稼いだお金で買ったバイクなので、大事に大事に乗った。

乗ってすぐ、原チャリってすげー、って思った。
それまでバスでしか移動できなかったから行動範囲が狭かったけど、バイクがあれば何処へでも行きたい時に、すぐに行けちゃうのねん。
それに味を占めて、暇な時は用も無いのに、同じ島出身の同級生が住むアパートに遊びに行ったりしてた。
もしかしたら、嫌がられていたかもしれない。

そんな僕のLEAD君ですが、生まれ島の同窓会で某公園で集まった際、僕の不注意で転倒事故を起こし、前輪の歪みがさらにひどくなり、運転中は前輪が常に左側に引っ張られる形になり、いつも力を込めて反対側にハンドルを引っ張りながら運転するという、今なら絶対できない状況に陥ったわけです。

それを聞きつけた、僕の初恋の高校の同級生Y君、「ねえ君、夏休み中は島に帰るって言ってたよね?じゃあ、その間、そのバイク僕に貸してくんない?その代わり、うちの兄貴がエンジニアだから、その前輪の歪み直してあげるから!」みたいな事を話しかけてきたので、即OK!!
これで彼と近づけるんなら、夏休みの間に貸すくらいなんともないわー、と思ったんだけど。

いざ、夏休みが終わって秋学期が始まっても、「前輪の歪み、まだ直している途中だから・・・」とか言って、なかなか返してくんない。
でも、それは嘘だという事がわかった。
ある日学校帰りに歩いて帰宅していたら、川向かいの道を僕のバイクにそいつと友達が二人乗りしていたのを見つけたので、大声で叫んだら、そいつに満面の笑みで軽~く手を振られたので、そこで頭にきた。

翌日、学校に行ってさっそく彼の所に行き激しく文句を言ったら、まさか僕がこんな風に怒る人だとは思わなかったらしく少しビックリしていたけれど、すぐに謝って、バイクを返してくれる事を約束した。
でも、そいつの兄が前輪を直すのにかかった部品代を、2千円支払わなければいけなかったのは、少し釈然としなかったけど。

でも、そのせいでなのかしらないけれど、彼との距離はその後急に縮んで、当時一人暮らしだった僕のアパートに遊びに来てくれたり、買ったばかりの彼の車で埠頭までドライブに行って、急逆スピンとか見せてくれたりしてた。
あの時は、物凄く幸せだったなぁ・・・
その想い出は、たとえ本人が覚えていなくても、僕にとってはプライスレス。

まあ、そんな感じで無事に帰ってきたLEAD君は快調で、しばらく僕の足になって活躍してくれたけれど、ある日突然、止めてあったアパートの前から盗まれた!!
超ボーゼンとなったけど、警察署に行って報告。
結局見つからなかった。

その後は、またバイクを買うためにバス&徒歩による、居酒屋でのアルバイトの日々。
バイト帰りは、夜中1時とか2時頃に、徒歩で一時間くらいかけて家に帰ったりしてた。
数ヵ月後に購入したのは、中古のYAMAHAのJOGか、たぶんTRY。
このへんはよく覚えてないんだけど、ファンキーなフォルムと斬新な青のカラーで、とても気に入っていたっけ。
その原チャリは、僕が沖縄を離れるまで僕の足になってくれて、とっても楽しい時間を過ごさせてくれました。

2010年7月25日日曜日

ジェイキーのフィギュアが大安売り



今日久しぶりにTargetに行ったら、僕の王子様ジェイキー(ジェイク・ギレンホール)が主演した「Prince of Persia」のフィギュアが大安売りしてた。
あのMcFARLANE社の製品なのに、破格値の$2.48って、どういう事?
日本円で250円にもみたないっす。

映画がそんなにヒットしなかったから、在庫がたくさんあるのかなー?かわいそうなジェイキー君・・・、と思いつつ、買ってしまいました。
でも、家に帰ってよくよく見ると、顔似てねー。
ていうか、アメリカの映画とタイアップしたフィギュアって、顔あんまり似てないよねー?
少し前、あんまり似過ぎて作ると肖像権にひっかかるから、わざと似ないように作っている、とかなんとかいう記事を読んだけど、せちがらい世界だわね、ほんと。

ここのクリエイター達に、日本の海洋堂のあの2次元を3次元にする、細かい神業的な再現力を見せたら、ビックラこくんでないか?

2010年7月23日金曜日

SALT



アンジー主演のスパイ・アクション映画。
無実の罪を被せられそうになった、CIAの女性捜査官(?)が、身の潔白と拉致された旦那を探すために翻弄する・・・、と思いきや・・・・

今回のアンジー超気合入ってまして、ガシュガシュと大腕を振りながらの陸上走りはもちろんの事、ヤマカシのような空中系アクションまで披露。
息つく暇もないスピーディな展開で、屈強な男達もバッタバッタとなぎ倒し、まるで「女性版ジェイソン・ボーン」という感じ。
あんた、そんな細い身体でいったい・・・? という疑問は置いといて。

おお、これはもしかしたら、シリーズ化するかもしれない傑作かも、と思ってましたよ、アンジーがアメリカ合衆国大統領に近づくために、ある事をしたシーンを見るまでは。
これには劇場内にいた観客も、さすがに「な、なんですとーーー!!?」みたいな声を上げていました。
僕も、まさかこんな禁じ手を使ってくるとは思わなかったので、ビックラこきましたです。

なんだかんだ言いましたが、キビキビ動きながら、冷たい表情を浮かべるアンジーはかっこいいので、シリーズ化されたら、また見に行きます。

2010年7月22日木曜日

白菜と塩昆布



ちょっと写真の見た目がアレですけど、猛暑が続く中、コロラド滞在中にお世話になったRさんに教えてもらった、白菜と塩昆布を使ったサラダを作ってみました。

千切りにした白菜と塩昆布(これはもとから切られているか?)に、おろしニンニク、ポン酢、そしてマヨネーズを合えるだけというシンプルかつ、ウマーな一品。
一見、「え?」という組み合わせだけど、意外なおいしさで、我が家の定番になること間違い無し。

今日は、これに冷奴とお味噌汁&ご飯という、超日本的でヘルシーな夕食でした。

たくさん作ったので余ったのですが、夜中に、これに余っていたキュウリの細切りしたのや薄切りした豆腐なんかを混ぜて食したら、さらにウマー!!!!

これはオススメですぞ!!!

2010年7月16日金曜日

INCEPTION



レオ様、というか僕的にはケン・ワタナビー様の映画。

眼を見張るような映像に、重厚な音楽、奇抜なアイデアと脇にいたるまで芸達者な役者たちを揃え、とてもおもしろ~い・・・、んだけど、同時にとても分かりづらい~~~~~!!!
大体、他人の夢の中に入り込むって時点で、「へ?どうやって?」と思うんだけど、前半はカクカクシカジカで・・・みたいな説明調の台詞が多く、僕の英語力では理解できない部分が多々。

なんとかわかった事は、夢盗み仕事人は一人ではなくチーム体制で、それぞれいろんな役割があって、ターゲットの夢の中に入り込んだ後、さらにそこで二重三重に夢の中にも入り込める。
夢のレベルによって時間の進み方が違う。
進入した夢の中で正気を失わないために、何かひとつ、小さなアイテムを用意すると良い。
現実世界の風景を夢の中に再現するのは、ターゲットが気づいてしまうからご法度。
あと、進入した夢の中で死んじゃったら、大変だよー!!

ていう事くらいかな?(たぶん、コレはネタバレにはならないと思うので、書きました)

でもこの映画、場面が現在から夢のシーンへ、さらにその夢の中の夢のシーンとか、さらに、その夢の中の夢の中の夢の中のシーンとか、何の説明も無しに何度も何度も切り替わっていくので、一体今自分はどこにいるのだろう?と、見ているうちに混乱してきます。
鑑賞中はずっと集中しなければいけなかったので、見終わった後はグッタリ。

はたして、こんな難解な映画、アメリカ人に受けるのだろうか?と思ったのですが、TVなどで見るレビューではやはり、「おもしろいんだけど、超難解。わかりづらい。」という声がほとんど。

それでもこの映画、映画館で観る価値絶対アリなんですけど、ラストシーンはどう解釈したものか・・・
僕が思っているエンディングなのか、それとも別の意味があるのか、見終わった後モヤモヤ感が残るので、覚悟して見に行ってね。