2009年11月9日月曜日

国籍不明・・・らしい

実はアタクシ、日本国内だと誰が見ても一発で「アンタ、沖縄出身でしょ!?」と言われるくらい、極太眉毛の濃い顔なのですが、そのためかアメリカではあまり日本人に見られた事がありません。
たまに国籍を聞かれ、日本から来ましたと言うと、「へ?あんた日本人なの?嘘、ありえない。だって君の顔・・・」と驚かれたり、中南米系のおっさんに、カジュアルに「@&^!@#%&」と思い切りスペイン語で話しかけられたので、「すんません、スペイン語喋れないんです・・・」と、片言のスペイン語でいうと、「あ、そう・・・残念だねぇ・・・」と、淋しそうな顔をされたりとか、ザラです。(たぶん、中南米からの2世か3世だと思ったかも)

今日、家の近くのコンビニにビールを買いに行ったら、支払いの際にレジのアラブ系のおっさんが何かアラビア語で話しかけてきたのでキョトンとしてたら、「あれ?てっきり君、アラビア語喋れると思ったんだけど・・・」と言われました。
以前フィラデルフィアの学校に通っていた頃、トルコからのクラスメートがたくさん居て、中には「僕の友達に、君にソックリの顔の奴がいる」と言われ、まさか、そんなはずは無いだろうと思った事があったのですが、コレの事かと合点がいきました。

まさか、中近東系にまで間違われるとは思わなんだ。

最近では年齢まで不詳になってきたらしく、一ヶ月くらい前に近所の美術館の中庭で行われたビヤ・フェストの入り口で、ビールを買うためのリストバンドをもらう時、年齢確認の際に免許証を係りのおばさんに渡したら、「ええええ~~!!アンタ、1968年生まれなの~!!?てことは・・・、今41歳!?ありえない!ありえないわー!」と大袈裟に驚かれ、一瞬気分が良くなった。

昔は老け顔で、20歳くらいの時には、すでに30歳くらいに見えてたんだけどねー・・・
ていうか、若く見られて喜ぶってのは、歳をとったって事なのかしら?

2009年11月4日水曜日

怖い宗教

今日、キャンパスの売店で必要なものを買った帰り、駐車場に戻ろうと、ビルの間に囲まれた中庭を通ったら、少しせりあがった階段の上部分にて、何か一人で説教している若い男がいた。

アメリカのキャンパスには色々な人とか団体がやってきて、自由に自分の信じる気持ちを表現する人が多くいるんだけれど、たまにはコレは少し行き過ぎなのでは?という、ここではとても書けないような表現の仕方をする人達もたくさんいて。
そんな訳で、今までキャンパス内でたくさんの活動家を見てきたわけですが、今日目撃した聖書を片手にしたお兄さんが言っていた事は・・・・

「私はgayやレズビアンなどの同性愛者を責めている訳ではありません! でも、聖書によると、ジーザス(キリスト)は、愛というものは男と女の間にだけに存在するものなのです! だから、男同士、女同士の間のSEXは罪なのです!」

みたいな。

ていうか、思い切り責めているんじゃーん!!!?

え~!? ぢゃあ、アタシ、同性愛が罪ならば、人殺しとか、盗人とか、強姦者とか、詐欺師とか、そういう人達と一緒にされてしまう訳?
それも、ただ愛した人が同性だったために?
そんな事でジャッジされるんだったら、そんな宗教なんて、こちらから糞くらえだわ!!!!
ていうか、なんでアンタ、こんな事わざわざパブリックな場所で言う必要あるわけ?
とか、色々な気持ちが交差したのだけれど、よく見ると彼の周りには誰もおらず、というよりは冷たい目線で彼の事を見ている人が大部分だったので、テキトーにそのキ○ガイの前を、「バッカじゃねーの?アンタ!?」と日本語で言いながら通り過ぎた。
もちろん、小声でね。(← 小心者)

これが、僕なりのリベンジ。
つっても、相手には聞こえてないから、リベンジにも何にもならないけどねー。
あははははは。

その後、午後6時からの授業があったのだけれど、授業中トイレに立ってクラスに戻る際の廊下で、いきなり僕を追い越してきたデップリと太った若い男(↑とは別人)が、「ジーザス(キリスト)は、君に希望を与えてくれるよ」と僕にしたり顔で言い放ち、去っていってた。
ポツンとその場に取り残された僕はしばらく唖然として、あたし、よっぽど不幸な顔つきして歩いてたのかしらー?とかも思ったのだけれど、よくよく考えたら、「なんでアタシ見ず知らずの赤の他人に、今現在希望が無いような事言われなきゃいけないのかしら!?
だってアイツ、アタシのこと何も知らないじゃない? ていうか、アタシもその糞デブの事何も知らないしー・・・!? 人にどうのこう言う前に、その腹をどうにかしろよ!!」と思ったら、凄く腹が立ってきた。

もうねー、何を信じようが信じまいが勝手ですけど、そういう自分の思想を他人に強要するのだけはやめてもらいたい!

なんなの?今日は?ほんとに?