2008年6月10日火曜日

OPT

え~、大学卒業後もアメリカに一年間滞在できるように、OPT(Optional Practical Training)というプログラムに、今年の3月に申請しました。
それをしないとVISAが切れて、アメリカを離れなければならないので・・・

それ、申請してからMAXで90日間かかるというので、待っていました。
でも、待てど暮らせど、そのEADカード(滞在できますよ、という移民局からの証明カード)が届きやしない。
約3ヶ月経った今日、しびれを切らして大学の留学生オフィスに電話しました。
その時Directorは留守で、アシスタントの人と話したのですが、彼女は良く相談にのってくれて、必ずDirectorから僕にコンタクトするよう約束。

んで、それから2日後、そのDirectorから僕宛にメールが。

「ごめんねー、なんか知んないんだけど、君のEADカード、どこかで紛失したみたい。 こんな事、普通はありえないんだけれど、改めて申請し直すので、それをゲットしたら、また連絡するわー」みたいな、たったの2行のメール。

もう、アテクシ、そのメールを読んだ時点で、「この3ヶ月は、無駄だったのかー!!と」超ブチ切れまして。
ていうか、それって、アタシって今、不法滞在者扱いになるのかしら?
みたいな不安がよぎり、すぐにでも受話器をつかんでクレームを付けたかった訳ですが、小心者の僕にはそんな事ができるはずもなく・・・・

結局、ダーリンJに「コレコレかくかくシカジカで」というメールを送り、頼んでそのオフィスに電話してもらいますた。
結果、そのオフィスでは、移民局からのカードは一切受け取っていなく、送る途中のどこかで紛失したのだろう、との事。
そ、そんな事あるんですかぁ~?
アタシの勘では、職員が職務怠慢で只忘れていただけのような気がするんですけれど・・・
NJでソーシャル・セキュリティNOを申請した時も、そんな感じで約3ヶ月かかりましたからね・・・

それでも僕の場合、OPT申請費用の$350の小切手が移民局から引き落とされており、処理自体はされているので、もし何か問題があっても不法滞在にはならないだろう。
新しいEADカードは、約30日以内には届くはず、との事ですが、どこまで信じてよいのやら。

でも、アメリカに住んで7年間。
公共機関への申請ごとは、何事もスムーズに行かないというか、必ず何かトラブルがあると思っていたまえ、の教訓があるので、「やぱりね~」と、さほど驚いたり怒ったりしなくなった自分に、逆にビックリしています。

2008年6月9日月曜日

KUNG FU PANDA


カンフーおたくのデブパンダが、ひょんな事から伝説のドラゴン・ウォリアーに選ばれるも、四苦八苦、でも、ユーモアとその楽天的な性格で、夢を勝ち得る超良質のアニメ。
これはハッキリ言って、観る価値アリ!ですよ、奥様!!!
登場人物、全てのキャラが立っているし、そのキャラと演じる役者が、まるで奇跡のようにピッタリ合っているの。
特に、主役のパンダ、ポー役のジャック・ブラックは、これをやるために生まれてきたんじゃないか、と思うぐらいにハマっていて、CGのはずのパンダの顔が、時折ジャック・ブラックに見えてきますYo。
この先続編が作られるとしても、この役はジャック・ブラック抜きにはできないでしょう。
この映画、どのくらい好きかというと、こないだ観た「インディージョーンズ」の4倍くらいは好き。
僕の大嫌いな、アメリカのアニメにありがちな、押し付けがましい人生訓や家族愛、兄弟愛の表現などはソコソコにして、徹底的に主役のポーにフォーカスを置いたのが勝因か?
それでも、観終わった後は、心にジーンと何かが残る、傑作アニメです。
ぜひ、続編を期待!!
当日、僕の後ろに座っていた家族連れの少女なんて、映画が始まってから終るまで、ず~っと、ケラケラ笑っていて、つられて僕も陽気に映画を鑑賞できました。

2008年6月8日日曜日

今日ショックだった事

・ 出かけた先で、いきなりパンツの中に水分が・・・
  何事かと思ったら、軽い尿漏れでした・・・・ 
  もうそんな歳になったのかと、自分でもビックリした。
  アテント、必要になるのかな?

・ ガソリン入れたら、$42ドルだって・・・ 冗談でしょ? 
  これまで$40ドル超えた事無かったので、ビックリです。
  僕が渡米した時は、1ガロン約99セントで、満タンにしても$10数ドルだったのにねー・・・・

・ 外出先から帰ったら、アフォのSimon君が、カーペットの上にウ○コしてた。
  しかも、数箇所に・・・ ああ、このアフォは一生治らないのだろうか・・・?

なんだか今日は、救いようのない日に思えてきた。

2008年6月7日土曜日

亭主元気で留守がいい

ダーリンJは、次の出張地、オハイオ州の住む場所を探すために、出かけました。
最大10日間の休日をもらって。

最初、一緒に行く予定でしたが、今回は家を買うのでは無く、賃貸だし、それに猫4匹の面倒を見てくれる人を探すのも大変。
それに、裏庭にはキツネも出没してるので、猫ちゃん達に何かあると困るので、僕が残る事に・・・・

という事で、亭主元気で留守がイイ!!! 状態になりますた。

あたしホントに、このキャッチコピー考えた人、天才だと思うわ。

キャッホー!!!!

2008年6月5日木曜日

裏庭のキツネ


うちの裏庭には、キツネが出没します。
これはもう、数年に渡る物で僕たちも馴れていたものですが、なんだか今年は様子が変。

通常なら、4月~5月にかけて、キツネ達は隣の家の裏庭に巣を作り、子育てをし、子供が大きくなったら出て行く、という感じでした。
でも、今年はどうも出て行く気配がまったく無い。
それどころか、日中はほとんどうちの裏庭に入り浸る始末。
最近では、母キツネと子キツネが一緒に堂々と裏庭で遊んでいます。
こないだは、明け方Simon君を散歩させている時に、小鳥を加えた子狐がSimon君を横切り、恐くなりました。

たぶん、ここ数年の開発ラッシュで、従来の住処を奪われてしまったのでは無いか、と僕は思っているのですが・・・
だって、この数年間で、近所の何もない野原が住宅街になったり、巨大なスポーツセンターができたりと、様変わりが激しいのですよ。

そうはいっても、キツネはうちの猫ちゃん達にとって、恐るべき存在。
何回か、キツネと猫の遭遇が裏庭であったので、それ以来、猫ちゃんを外に出す時は、必ず一緒にいて見守るようにしています。

家にいる4ニャンの中で、毎日外に出る必要があるのは、いつまでたってもトイレが覚えられない超アフォのSimon君のみ。
最近、このアフォを外に出し、しょんべんやうんちをするのを見守りながら時間をつぶすのも結構いいかも、と、自分でも訳がわからなくなってきた今日この頃デス。

2008年6月3日火曜日

裏庭改造計画その3

そんな訳で、この僕が白魚のような指を酷使しながら(大嘘)、一輪車で↑のように土を毎日黙々と運んでいる訳です。

いえね、初日は「君は腰痛がひどいんだから、運ぶのは僕がやるから、君は土馴らしをやってくれたまえ」と、ダーリンが提案したんですよ。
んで、そりゃぁ、ありがたいですわ、と、レーキ(熊手)で少しずつ積まれたCompostを地面に撒き散らした訳です。
でもそこで、奴の悪い癖の、何事にもパーフェクトでなければいけない頭が持ち出してきて、あろう事か、僕の仕事に駄目出し!!

もうね、この人、なんというか融通がまったくもって、全然きかないのよー。
専門家がこう言ったといえば、必ず従わなければいけない、というか、僕が超得意とする「テキトー!」が出来ないの。

今回も、僕がレーキで撒き散らしたCompostについて、「アレ、なんか見た感じ平均的じゃないじゃない? それに、専門家はCompostの配分は全ての面積について1.5インチにするのが理想だって言ってたYo! やっぱ、ちゃんと1.5インチをちゃんと計りながら、平らにしないと駄目なんじゃ・・・・」などとのたまうので、プチンとキレますた。

「そんなもん出来るわけないし、やったって意味ない。しかも、どうやってやるんじゃ?」

そしたら奴、「棒に、下から1.5インチの線を引いて、それを目安にして土を配分していけばいいんじゃない?」と提案。

農家育ちの僕には、その考え自体が謎?
だって、そのCompostを撒き散らした後、機械を使い、元の地面とそのCompostを撹拌するんですよ? この時点で平らにする必要、まったく無いんじゃ・・・?
という訳で、ちょっとした口論になり、「そんなに言うなら、お前がヤレ!」と、僕が言い放ち。

ブチ切れた翌日、ベットから起きてみると、キッチンから外に出る出るドアに「そんじゃ、僕がレーキでCompostを撒くから、君は運び役をやってくれたまえ」とメモが貼ってありますた。
ああ、もう嫌だ・・・・

と、なんだかんだ言っても、やはり青い芝生は欲しいもので(もうすぐこの家、賃貸に出すのでその時のキメテになると思うのよね)、協力せざるをえず・・・・
でも、この作業が思った以上にキツイ。
日頃の運動不足もあるんだけれど、何しろここは標高の高いコロラド。
ほんのちょっと肉体労働をしただけで、心臓がバクバクいいます。
加えて、直射日光が容赦なく降り注ぐので、明け方や夕方など、涼しくなった頃を見計らってやらねばならず、結局すべてのCompostを運ぶのに5日程かかりました。

その間、奴も運ぶのを手伝ったりしましたが、それが終った後、さて、どうやって奴がCompostを撒くのか、アイスティーなど飲みながら、キッチンの窓からじーっくり嫌らしく観察してみますた。

なんかねー、最初、レーキでCompostを撒き散らした後、いちいち例の1.5インチの線を引いた棒を地面にグッサリさして、深さを確かめてたりしてたんだけんど、こりゃやってられない、と思ったのか、次第に棒の活躍は無くなり、そのうち使わなくなりましたYo!
ていうか、最後の方なんてレーキを使わず、自分の足で積み上げたCompostをグリグリと撒いてましたからね。

それ見たことか!!!!

でも、僕が影でコッソリ見てるのを察したのか、その棒は絶対に手放さず、レーキの棒部分にくっつけて作業を続けるダーリンJ。
超仕事やりにくそうだから、さっさと手放せばいいのに・・・
これって男の意地ですか?

んで、その後、奴の仕事ぶりをチェックしに庭に出た訳ですが、なんじゃこりゃー!!!
平らどころか、全然凸凹じゃん!!!
ていうか、数日前にやった僕の仕事のほうが、まだ数倍マシ・・・

やっぱりねー・・・・、 と思いつつ、何も言わずにただ、「ご苦労さま」と声をかける僕なのでした。

2008年6月1日日曜日

裏庭改造計画その2


↑ の怪しげな粉、何だと思いますか?
実はコレ、園芸用の吸水性ポリマー。
水を吸うと数十倍に膨らむという、赤ちゃんの紙オムツにも使用されているアレです。
ここコロラドの地質は、ほとんどが砂地の砂漠地帯。
育つ植物といえば、サボテンや松の木など限られた植物だけ。
そこに、芝生を植えて育てるとなると、かなりの水道料がかかります。

でも、このポリマーをお庭にフリフリすれば、それが水分を保持し、今までの1/3~
1/2の水道料で済むという、魔法のような粉。
そのままフリフリもできるのですが、効果的に使うにはやはり一度水戻し。

ポリマーの威力は物凄いもので、たった1カップでバケツ一杯の大きさに膨らみます。
しかも、なんだかキツキツ。
数時間水に浸した後、地面に撒き散らします。



なんだか、ゼリーを地面に撒き散らしたかのようで、キラキラ光って綺麗。
でもこれ、乾くと元通りの小さな粒になるそうです。
このポリマー、物凄く高くて今回の購入だけで$700以上しますた・・・
でもこのヌルヌル、10年以上は効果があるらしいので、投資した甲斐はあるかも?