2008年6月3日火曜日

裏庭改造計画その3

そんな訳で、この僕が白魚のような指を酷使しながら(大嘘)、一輪車で↑のように土を毎日黙々と運んでいる訳です。

いえね、初日は「君は腰痛がひどいんだから、運ぶのは僕がやるから、君は土馴らしをやってくれたまえ」と、ダーリンが提案したんですよ。
んで、そりゃぁ、ありがたいですわ、と、レーキ(熊手)で少しずつ積まれたCompostを地面に撒き散らした訳です。
でもそこで、奴の悪い癖の、何事にもパーフェクトでなければいけない頭が持ち出してきて、あろう事か、僕の仕事に駄目出し!!

もうね、この人、なんというか融通がまったくもって、全然きかないのよー。
専門家がこう言ったといえば、必ず従わなければいけない、というか、僕が超得意とする「テキトー!」が出来ないの。

今回も、僕がレーキで撒き散らしたCompostについて、「アレ、なんか見た感じ平均的じゃないじゃない? それに、専門家はCompostの配分は全ての面積について1.5インチにするのが理想だって言ってたYo! やっぱ、ちゃんと1.5インチをちゃんと計りながら、平らにしないと駄目なんじゃ・・・・」などとのたまうので、プチンとキレますた。

「そんなもん出来るわけないし、やったって意味ない。しかも、どうやってやるんじゃ?」

そしたら奴、「棒に、下から1.5インチの線を引いて、それを目安にして土を配分していけばいいんじゃない?」と提案。

農家育ちの僕には、その考え自体が謎?
だって、そのCompostを撒き散らした後、機械を使い、元の地面とそのCompostを撹拌するんですよ? この時点で平らにする必要、まったく無いんじゃ・・・?
という訳で、ちょっとした口論になり、「そんなに言うなら、お前がヤレ!」と、僕が言い放ち。

ブチ切れた翌日、ベットから起きてみると、キッチンから外に出る出るドアに「そんじゃ、僕がレーキでCompostを撒くから、君は運び役をやってくれたまえ」とメモが貼ってありますた。
ああ、もう嫌だ・・・・

と、なんだかんだ言っても、やはり青い芝生は欲しいもので(もうすぐこの家、賃貸に出すのでその時のキメテになると思うのよね)、協力せざるをえず・・・・
でも、この作業が思った以上にキツイ。
日頃の運動不足もあるんだけれど、何しろここは標高の高いコロラド。
ほんのちょっと肉体労働をしただけで、心臓がバクバクいいます。
加えて、直射日光が容赦なく降り注ぐので、明け方や夕方など、涼しくなった頃を見計らってやらねばならず、結局すべてのCompostを運ぶのに5日程かかりました。

その間、奴も運ぶのを手伝ったりしましたが、それが終った後、さて、どうやって奴がCompostを撒くのか、アイスティーなど飲みながら、キッチンの窓からじーっくり嫌らしく観察してみますた。

なんかねー、最初、レーキでCompostを撒き散らした後、いちいち例の1.5インチの線を引いた棒を地面にグッサリさして、深さを確かめてたりしてたんだけんど、こりゃやってられない、と思ったのか、次第に棒の活躍は無くなり、そのうち使わなくなりましたYo!
ていうか、最後の方なんてレーキを使わず、自分の足で積み上げたCompostをグリグリと撒いてましたからね。

それ見たことか!!!!

でも、僕が影でコッソリ見てるのを察したのか、その棒は絶対に手放さず、レーキの棒部分にくっつけて作業を続けるダーリンJ。
超仕事やりにくそうだから、さっさと手放せばいいのに・・・
これって男の意地ですか?

んで、その後、奴の仕事ぶりをチェックしに庭に出た訳ですが、なんじゃこりゃー!!!
平らどころか、全然凸凹じゃん!!!
ていうか、数日前にやった僕の仕事のほうが、まだ数倍マシ・・・

やっぱりねー・・・・、 と思いつつ、何も言わずにただ、「ご苦労さま」と声をかける僕なのでした。

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