2010年8月1日日曜日

ブログを引越し

え~っと、このブログサービス、使いづらいのと、画像や動画を投稿しようとすると、思ったように表示できなかったりして、何度も「イ~~!!!!」となったり、何人かからコメントが投稿できないとの情報もあるので、思い切って引越しします。

新しいブログのURLはこちら ↓

http://tumbleweed4867.blog103.fc2.com/

よろしこです。

2010年7月30日金曜日

Roomba




コロラドからオハイオに帰ると、家の中にお掃除ロボットRoomba君が鎮座していました。
しかも、2台も。
どうしたのかと訊ねると、Craigslistで2台で$150という破格値で手に入れたという。

うちはフローリングで、掃除機をかけてもかけても、猫の毛がすぐに床にたまるのに嫌気がさしたらしい。

さっそく運転してみると、おおおぉおお~、あちこちに頭をガチャコンガチャコンとぶつけながらも、ちゃんと部屋の隅々まで掃除してくれる。
でも、思ったより頭悪くて、同じ所をグルグル廻ったり、部屋の隅でトラップに掛かったように、もがくように必死で抜け出そうとしている姿は、出来の悪い子を見ているみたいでかわいい。掃除機だけど。

んで、この掃除機の凄い所は、バッテリーが切れそうになったり、「あ、もうこの部屋は綺麗だわ」と感知すると、自動的に充電器の所まで行って、ンピャピャッパピャッパパー♪とかわいい電子音を発生して接続、リチャージしちゃう。

でもこれ、メチャクチャうるさいのよねー。
運転中はTVなんか見れないっす。
あと、「もういいから、家に帰ってちょうだい」ボタンが無いので、終わるまで待つか、途中で止めたい時は強制終了をして、抱きかかえて充電器の所まで持っていかなきゃいけないのが爪の甘さ。

本体が小さいので、ゴミが溜まる部分もキャパが少なく、掃除するたびにゴミ捨てしなきゃいけないんだけど、なんかダーリンJ、それも楽しそうにしてますよ。
ペット感覚なのか?そうなのか?

2010年7月28日水曜日

スクーター



なんとなくYouTubeサーフィンをしていたら、こんな↑懐かしいTVCMを見つけて、昔の事を思い出したりしました。

僕が始めてスクーターを買ったのは、高校2年の頃。
親が住む沖縄の離島から離れ、本島で兄姉と3人で、2部屋しかないとても小さなアパートに住み始めて1年ちょっと経ってからの事でした。
僕は工業高校に通っていたのですが、学校に行くまでにバスを乗り継いで約2時間という道のり。
しかも、交通機関の発達していない沖縄なので、交通渋滞に巻き込まれると、さらに伸びて3時間くらいはかかったり。

そんな中、同級生達はどんどん免許証を取り、その後はバイクを買って通学するようになっていった。
ちなみに、当時はまだ原付に対するヘルメットの義務はなかった時代で、高校生達は当時流行っていた、ムササビスタイルのスウェットを着て、原付に乗って両腕を風でバサバサいいながら市内を走るのがカッコいいと思われていた時代。
あと、なぜかヤマハの車体が軽いパッソーラに、同じくヤマハだけど馬力の強いJOGのエンジンを載せる、パッジョグと言う、亜種のハイブリッド車が人気だったのは沖縄だけだろうか?

高校2年になって、やっと回りの同級生の方言が理解できて、自分でも少し話せるようになった頃、現在は無い某那覇市内のショッピングセンターの地下にある回転寿司屋でアルバイトする事にした。
本当は、マックとかロッテリアとか、A&Wとか、お洒落な所でバイトしたかったんだけど、貧乏だったのでそんなハイソな所にも言った事が無く、なにしろ自分の日本語が怪しかったので、絶対雇ってもらえないと思って断念。

でも、まず履歴書なんて書いたこと無かったので、「志望の動機」欄に「離島出身なので、自分で稼がないといけないのです。」と書いたら、すぐに雇ってもらえた。
後で分かった事だけど、そこのスタッフには、たくさん離島出身者がいた、そして皆やさしかった。

僕の仕事は、巨大な釜でご飯を炊く事と、それを巨大なおひつとシャモジで寿司酢と混ぜ合わせ、酢飯を作る事。
お客さんの要望に合わせたうどん、または蕎麦を作る事。
そのうどん、蕎麦の汁を作ること。
天麩羅を作る事。
帰り際には、寿司酢の仕込みと、たっぷりとバケツに溜まった生ごみの処理。

など、シンプルだったけど、ひっきりなしにお客さんが来るので、物凄く忙しかった。
「大丈夫~?」などと声をかけてくれた、当時一緒に働いていた僕にとても優しかった年上のお姉さん(といっても、一歳か二歳くらい上)の顔は、今でも覚えている。

このバイトにはバスで通っていて、アパートに帰るのは大抵夜中の11時頃だったのですが、乗車中に「何かこのバス、いつも臭いなぁ~」、と思っていたら、自分の臭いだったのに気づいた。
特に、仕事中に履いていた長靴を脱いだ後の足の臭さといったら・・・
一回だけ、隣に座ったお兄ちゃんが、何も言わずにスーっと席を替わった事があったけど、あれはたぶん、僕の臭いに我慢できなかったんだろう。
だから、バスの中ではいつも身を小さくして乗っていた。

そんなこんなで、その回転寿司で4ヶ月ほど働いた。
時給はたしか、300円くらいだったと思う。(当時、マックで360円で、それが一番高かった。)
働き始めて小金ができたので、昼休みに校内にある売店でいつも買う、一番安い150円のA型弁当(たしか小さい焼きソバのようなもの)やB型弁当(チャーハンだったかな?)だけでなく、新型弁当と呼ばれる、ほんのちょっとだけデラックスな、ゴハン+少しのおかず付きの弁当が食べられるようになった。
あと、TVCMでずっと気になっていた、エスキモー社の何層にも重なった超高級アイス(といっても、当時で500円くらいです)、ビエネッタを給料日に思い切って買って、姉と二人で分け合って食べたのも、良い思い出。

今振り返ると、凄い貧乏な生活だったんだなー、とか思うけど、当時はまったくそんな事思わなかった。
だって、周りの同級生達もみんなそんな感じだったから、それが普通みたいな。

そのうち、なんとなーく仲の良い同級生が、「僕のスクーター、ちょっと前輪が歪んでるけど、買わないけ?3万円でいいよ!」と話を持ちかけてきたので、即決でコツコツ貯めたバイト代で支払った。
それで、僕の憧れの初代スクーターは、HONDAのLEADになった。
色がシルバーで少し気に入らなかったけど、初めて自分が稼いだお金で買ったバイクなので、大事に大事に乗った。

乗ってすぐ、原チャリってすげー、って思った。
それまでバスでしか移動できなかったから行動範囲が狭かったけど、バイクがあれば何処へでも行きたい時に、すぐに行けちゃうのねん。
それに味を占めて、暇な時は用も無いのに、同じ島出身の同級生が住むアパートに遊びに行ったりしてた。
もしかしたら、嫌がられていたかもしれない。

そんな僕のLEAD君ですが、生まれ島の同窓会で某公園で集まった際、僕の不注意で転倒事故を起こし、前輪の歪みがさらにひどくなり、運転中は前輪が常に左側に引っ張られる形になり、いつも力を込めて反対側にハンドルを引っ張りながら運転するという、今なら絶対できない状況に陥ったわけです。

それを聞きつけた、僕の初恋の高校の同級生Y君、「ねえ君、夏休み中は島に帰るって言ってたよね?じゃあ、その間、そのバイク僕に貸してくんない?その代わり、うちの兄貴がエンジニアだから、その前輪の歪み直してあげるから!」みたいな事を話しかけてきたので、即OK!!
これで彼と近づけるんなら、夏休みの間に貸すくらいなんともないわー、と思ったんだけど。

いざ、夏休みが終わって秋学期が始まっても、「前輪の歪み、まだ直している途中だから・・・」とか言って、なかなか返してくんない。
でも、それは嘘だという事がわかった。
ある日学校帰りに歩いて帰宅していたら、川向かいの道を僕のバイクにそいつと友達が二人乗りしていたのを見つけたので、大声で叫んだら、そいつに満面の笑みで軽~く手を振られたので、そこで頭にきた。

翌日、学校に行ってさっそく彼の所に行き激しく文句を言ったら、まさか僕がこんな風に怒る人だとは思わなかったらしく少しビックリしていたけれど、すぐに謝って、バイクを返してくれる事を約束した。
でも、そいつの兄が前輪を直すのにかかった部品代を、2千円支払わなければいけなかったのは、少し釈然としなかったけど。

でも、そのせいでなのかしらないけれど、彼との距離はその後急に縮んで、当時一人暮らしだった僕のアパートに遊びに来てくれたり、買ったばかりの彼の車で埠頭までドライブに行って、急逆スピンとか見せてくれたりしてた。
あの時は、物凄く幸せだったなぁ・・・
その想い出は、たとえ本人が覚えていなくても、僕にとってはプライスレス。

まあ、そんな感じで無事に帰ってきたLEAD君は快調で、しばらく僕の足になって活躍してくれたけれど、ある日突然、止めてあったアパートの前から盗まれた!!
超ボーゼンとなったけど、警察署に行って報告。
結局見つからなかった。

その後は、またバイクを買うためにバス&徒歩による、居酒屋でのアルバイトの日々。
バイト帰りは、夜中1時とか2時頃に、徒歩で一時間くらいかけて家に帰ったりしてた。
数ヵ月後に購入したのは、中古のYAMAHAのJOGか、たぶんTRY。
このへんはよく覚えてないんだけど、ファンキーなフォルムと斬新な青のカラーで、とても気に入っていたっけ。
その原チャリは、僕が沖縄を離れるまで僕の足になってくれて、とっても楽しい時間を過ごさせてくれました。

2010年7月25日日曜日

ジェイキーのフィギュアが大安売り



今日久しぶりにTargetに行ったら、僕の王子様ジェイキー(ジェイク・ギレンホール)が主演した「Prince of Persia」のフィギュアが大安売りしてた。
あのMcFARLANE社の製品なのに、破格値の$2.48って、どういう事?
日本円で250円にもみたないっす。

映画がそんなにヒットしなかったから、在庫がたくさんあるのかなー?かわいそうなジェイキー君・・・、と思いつつ、買ってしまいました。
でも、家に帰ってよくよく見ると、顔似てねー。
ていうか、アメリカの映画とタイアップしたフィギュアって、顔あんまり似てないよねー?
少し前、あんまり似過ぎて作ると肖像権にひっかかるから、わざと似ないように作っている、とかなんとかいう記事を読んだけど、せちがらい世界だわね、ほんと。

ここのクリエイター達に、日本の海洋堂のあの2次元を3次元にする、細かい神業的な再現力を見せたら、ビックラこくんでないか?

2010年7月23日金曜日

SALT



アンジー主演のスパイ・アクション映画。
無実の罪を被せられそうになった、CIAの女性捜査官(?)が、身の潔白と拉致された旦那を探すために翻弄する・・・、と思いきや・・・・

今回のアンジー超気合入ってまして、ガシュガシュと大腕を振りながらの陸上走りはもちろんの事、ヤマカシのような空中系アクションまで披露。
息つく暇もないスピーディな展開で、屈強な男達もバッタバッタとなぎ倒し、まるで「女性版ジェイソン・ボーン」という感じ。
あんた、そんな細い身体でいったい・・・? という疑問は置いといて。

おお、これはもしかしたら、シリーズ化するかもしれない傑作かも、と思ってましたよ、アンジーがアメリカ合衆国大統領に近づくために、ある事をしたシーンを見るまでは。
これには劇場内にいた観客も、さすがに「な、なんですとーーー!!?」みたいな声を上げていました。
僕も、まさかこんな禁じ手を使ってくるとは思わなかったので、ビックラこきましたです。

なんだかんだ言いましたが、キビキビ動きながら、冷たい表情を浮かべるアンジーはかっこいいので、シリーズ化されたら、また見に行きます。

2010年7月22日木曜日

白菜と塩昆布



ちょっと写真の見た目がアレですけど、猛暑が続く中、コロラド滞在中にお世話になったRさんに教えてもらった、白菜と塩昆布を使ったサラダを作ってみました。

千切りにした白菜と塩昆布(これはもとから切られているか?)に、おろしニンニク、ポン酢、そしてマヨネーズを合えるだけというシンプルかつ、ウマーな一品。
一見、「え?」という組み合わせだけど、意外なおいしさで、我が家の定番になること間違い無し。

今日は、これに冷奴とお味噌汁&ご飯という、超日本的でヘルシーな夕食でした。

たくさん作ったので余ったのですが、夜中に、これに余っていたキュウリの細切りしたのや薄切りした豆腐なんかを混ぜて食したら、さらにウマー!!!!

これはオススメですぞ!!!

2010年7月16日金曜日

INCEPTION



レオ様、というか僕的にはケン・ワタナビー様の映画。

眼を見張るような映像に、重厚な音楽、奇抜なアイデアと脇にいたるまで芸達者な役者たちを揃え、とてもおもしろ~い・・・、んだけど、同時にとても分かりづらい~~~~~!!!
大体、他人の夢の中に入り込むって時点で、「へ?どうやって?」と思うんだけど、前半はカクカクシカジカで・・・みたいな説明調の台詞が多く、僕の英語力では理解できない部分が多々。

なんとかわかった事は、夢盗み仕事人は一人ではなくチーム体制で、それぞれいろんな役割があって、ターゲットの夢の中に入り込んだ後、さらにそこで二重三重に夢の中にも入り込める。
夢のレベルによって時間の進み方が違う。
進入した夢の中で正気を失わないために、何かひとつ、小さなアイテムを用意すると良い。
現実世界の風景を夢の中に再現するのは、ターゲットが気づいてしまうからご法度。
あと、進入した夢の中で死んじゃったら、大変だよー!!

ていう事くらいかな?(たぶん、コレはネタバレにはならないと思うので、書きました)

でもこの映画、場面が現在から夢のシーンへ、さらにその夢の中の夢のシーンとか、さらに、その夢の中の夢の中の夢の中のシーンとか、何の説明も無しに何度も何度も切り替わっていくので、一体今自分はどこにいるのだろう?と、見ているうちに混乱してきます。
鑑賞中はずっと集中しなければいけなかったので、見終わった後はグッタリ。

はたして、こんな難解な映画、アメリカ人に受けるのだろうか?と思ったのですが、TVなどで見るレビューではやはり、「おもしろいんだけど、超難解。わかりづらい。」という声がほとんど。

それでもこの映画、映画館で観る価値絶対アリなんですけど、ラストシーンはどう解釈したものか・・・
僕が思っているエンディングなのか、それとも別の意味があるのか、見終わった後モヤモヤ感が残るので、覚悟して見に行ってね。

2010年7月13日火曜日

The Last Airbender



近年稀に見る駄作。
アクションシーンやバトルシーンは超スローで迫力に欠けるし、キャラの性格も掘り下げてないので、感情移入がまったくできない。
ていうか、ストーリーも登場人物も皆、眉間に皺をかけてる感じで暗いのよねー。
ハッキリ言って、明るさがない。
こういうアクション系の映画って、笑えるシーンと緊迫するシーンとかがあって、緩急つけてこそ面白みが増すのだと思うんだけれど、終始真面目ーなシーンばっかりで、メリハリがなかった、ような気がする。

それにこれ、確か3Dよね?
なのに、映像はまるで普通の2D映画を見てるかのような、奥行きの無さ。 この3D用メガネと、それに支払った値段の意味は一体・・・?

でも、水の国(でいいのか?)のお兄ちゃん役は、ハリウッドでは久々のギョロメ系正統派男前で、スクリーンに映るたびにずっと釘づけでした。
この子は将来伸びる!と思う。(こんな事ばっかり言ってるような気がしないでもないけど・・・)

一緒に行ったSちゃんに、「映画はアレだったけど、原作のアニメは凄く面白いよー」と教えてもらったので、NETFLIXで昨日から見始めたのですが・・・

面白くて止まらない。
暇にまかせて、たったの一日で、第一章の13エピソードまで観てしまいましたよ。

映画と違ってスピード感があるし、キャラも軽快で物凄く笑える。
それにこれ、アメリカ人が作ったアジアを題材にしたアニメなんだけど、「ほんとー?」っていうくらい、キャラの表情や動きが日本のアニメ風で全然違和感無し。
スタッフや声優にたくさんのアジア系アメリカ人を使ったりと、アジア圏の国の文化公証とかもちゃんとしているらしく、物凄く良くできているアニメです。

これは熱狂的ファンがいるのもわかるわ、と同時に、この実写版の映画に対してブーイングする人が多いのも納得。
だって、この映画の中では、原作にあるユーモアとか、楽観的な所とかがまったく反映されてなかったんだもの。

第2話からは、違う監督を採用する事を、強く願いますです。

2010年7月12日月曜日

コロラドでゲットしたもの

今回のコロラド行きの旅、宿泊費及びガソリン代はカードで支払って、それ以外に現金で$300持って行ったのですが、コロラド到着数日後にはあとかたもなく消えさり、追加で$100を銀行から下ろす羽目になったのですが、一体何に使ったのかまったく記憶にない。
まあ、毎晩のように12缶入りの箱ビールを飲み干していたのが原因だといえば、原因なのかもしれないけれど。

そんで、もうコレ以上は使っちゃいけないべ、と思って帰り道は節約したりしてたのですが、帰路最終日にランチに入ったKFCにて禁断のブッフェ(食べ放題)を発見!
でも手持ちはポッケに入っている6ドルちょっとで、ブッフェ料金には足りない・・・
迷ったあげく、デビット・カードで支払って食べちゃいました($8ちょっとだったと思う)、ケンタのブッフェ。
前々からやってみたかったのよねー、ドラムだけの一気食いと、てんこ盛りのマッシュド・ポテトを吐くほど食すのを。
あ、でも、アイスクリームやカスタードプリンなどのデザートも、砂糖がたくさん入っていて大変おいしゅうございましたよ。

その後も、スタバでアイスコーヒーを買ったり、マックにて休憩したりして、オハイオの家に着く頃には、所持金はポッケにある小銭だけの78¢に。
日本だと所持金100円以下とかになるとビビリますが、ここアメリカじゃ全然平気ー。
だって、何かあればカードで支払えばいいんだもんねー。

ていうか、お金って、貯めるのは大変なのに、使うときは霧のようにあっという間に消え去るものなのね・・・

さて、コロラドに滞在中は、何もお酒とファストフードだけにお金を使っていたわけでは無いですぞ。
趣味のスリフト・ショップとアンティーク・ショップ巡りをたくさんして、結構なレア商品もゲットしてきました。
といっても、ほとんどが二束三文の値段だったけど。
そこで、僕がコロラドでゲットした品々を公開。
つっても、興味の無い人には「なんじゃこれ?」みたいなシロモノですけどー。

ファイヤーキングの9 ozマグ。
マグ全体に、デパートメントSEARSの1906年版カタログがプリントされており、こんなの専門書にも載っておらず初めて見たから、見つけたときは思わず小躍りした。
ARCにて$1.99で購入。


ファイヤーキングの、バットマン&ロビン君のプリントマグ。
これ、1960年代のお品だそうですが、かなり良い状態でお値段もそれなりだったのですが、奮発しちゃいました。

こちらのRoosterも、1960年代のファイヤーキング製。
ヒビや欠けは無いものの、内側が長年使用したスプーンによるものと思われる、細かいスクラッチがたくさんあってザラザラする。
でも、このマグは実用じゃなくてコレクション用なので、コレでいいのだ。
アンティークショップにて$4で購入。

コロラドの地方の銀行のアド・マグで、もちろん、ファイヤーキング製。
プリントもしっかりくっきり残っており、ほとんど使われた形跡のないものすごく良い状態の一品。
ARCにて99¢で購入。

ムムム、これは・・・・・
コレとまったく同じ色とデザインで、ファイヤーキングのスタッキング・マグがあるのですが、それはかなりレアで、日本では数万円で取引されているとか。
でも、この形はファイヤーキングのものではなさそうだし、ボトムに刻印も無い・・・
たぶん、クライアントが違う会社にお願いして作ってもらったのかもしれません。
昔ウェブショップを始めた頃、これのファイヤーキング版をどれほどの価値があるかわからず、激安でカリフォーニャ在住の日本人に売ってしまい、後で分かってハンケチを噛んで悔しがった事があります。
これもARCにて99¢。

最近ハマっている「The Simpsons」のフィギュア。
足の裏に、なんだかわからないICチップのようなものが埋められているのですが、なんでしょ、これ?
でも、肝心の僕の大好きなキャラ、Bart君がミッシング!
なんかもう、Bart君を見つけるまで気になって気になって、なんだか寝つきが悪くなりそうな予感です。(←大げさです)
こちらも、ARCにてビニール袋に入っていて$2.99でした。

すげえわー、コロラド。
たった5日間の滞在中に、上記以外にもTシャツとか、たくさん買うものあったもんねー。
思い切り購買意欲をそそる(といっても、数ドル単位の物品だけですけど)土地でしたわ。

2010年7月7日水曜日

帰路3日目&ゲートウェイ・アーチ

帰路2日目に、そんなに遠くまで行かなかったのには理由があります。
それは、これまで何回かミズーリ州を通り過ぎる度に横目で眺めていた、セントルイス市にあるゲートウェイ・アーチに登りたかったから。
見るたびに、「うわ、なんか迫力あるなぁー、できるなら中に入りたい・・・」と思っていたので、この機会にとばかりに、セントルイス市のちょっと手前で宿をとった訳です。

「明日はとうとうあのタワーに登れるんだ」と思うと、遠足の前日の小学生のようにウキウキ気分で なかなか寝付けなかったのに、当日は早めに起床。
東海岸を襲った熱波の余波か、朝からムワっとくる暑さにまいりながらも、いざセントルイス市へ!

テキトーにフリーウェイを降り、タワー目指して走って近くの駐車場に車を止めて、公園内をテクテク歩いていくと、着きましたよ、アーチの根元へ!!
でも、あ、あれ?何だかコレで自立しているのが不思議なくらい、思っていたより華奢で頼りないような・・・?

さっそく、地下にある施設に入ろうとすると、そこは長蛇の列。
どうも、中に入るのに空港並みのセキュリティー検査があるようです。
炎天下の中待つこと約15分、やっと中に入ると意外とひろびろー。
施設内には、西部開拓時代の博物館や、歴史物の映画を見せてくれるシアターが2つあり、たくさんの人で賑わっていました。

無料の博物館をサラーっと見渡した後は、いよいよタワーの頂上へ登るトラムへ。
受付で$10を支払い自分の番を待ってたのですが、このトラム、実は小さな5人乗りのカプセルのようなものが8個連結されていて、ガシャコンガシャコンと上に引き上げていくタイプのもの。
で、これがまず、狭いのなんのって。
椅子なんてお好み焼き程度の大きさしかなくて、しかも球体なので上半身をかがめないと頭がぶつかる。
これ、身体が大きなアメリカ人にとって、拷問のようなもんじゃ?と思った次第です。

んで、5人乗りなので、一人の僕は4人家族のいるカプセルに振り分けられたのですが、まぁー、それの気まずい事、気まずい事。
せっかく家族水入らずで・・・、と楽しみにしてた所に、謎の東洋人のオッサンが現れたものだから、超ガッカリした様子がわかって、こっちもすんませーん、って感じ。
しかも最近加齢臭が気になる年頃なので、本当に身を小さくしてなるべく存在感消すようにしてました。

頂上までは約4分間かかるのですが、この間カプセルの小さな窓から見えるのは、外の景色では無く、内部の非常階段だけという、これ、意味あんの?みたいな・・・
頂上に着いたら着いたで、そこには幅約2メートル、長さ約15メートルあるかないかの太鼓橋のような場所に、大勢の人がひしめきあって、小さな窓から写真を撮っているという風景が。




ま、まさかコレだけ・・・?
ていうか、小さな窓から見える風景は、東京の高層ビルから見るのと大差無いし、あたしゃコレのために駐車場代$6と、チケット大$10を払ったのか・・・、と思うと悔しくて、そこでドンドンとジャンプして床を揺らしたくなったけど、強風のせいかすでに微妙に揺れていて、高所恐怖症の僕は3分も待たずにすぐに帰りのトラムに乗り込みました。

超ガッカリ・・・

地下施設に入るのを待っている間、中から出てきた人々の顔がドンヨリしてたのは、このせいだったのか・・・
ハッキリ言ってこのタワー、中に入る価値ありませんぞ。
外から眺めるだけで十分。

結局、この日はその後約654km走って、途中でフリーウェイが閉鎖されて訳わかんない道をグルグル廻って遅くなったりして、夜中の10時頃にやっとの事で自宅に到着。

ドロドロに疲れて、着いた頃には眼の下にドス黒いクマができてましたよ。

2010年7月6日火曜日

帰路2日目

2日目は、途中でスタバが見つからずコーヒー無しで走っていたら、急に眠気が襲ってきたのでREST AREAで仮眠を取ったり、フリーウェイ沿いにあるアンティークショップに立ち寄るなどしたので、走行距離は約585kmと少なめ。
ミズーリ州のWarrentonという小さな町のモーテルに宿をとりました。

このモーテル、インド人が経営しており宿泊料金はケーブルTV、無料Wi-Fiサービスが付いているのに、通常のモーテルの約1/2のお値段で$32と激安。
チェックイン後、昔ながらのタグ付き鍵をもらい、いったいどんな部屋だろうと恐る恐るドアを開けると同時に、ムワッ~っとした安っぽい芳香剤の臭いが押し寄せて来た。
でも、グルっと見回すと以外に清潔で、しかも電子レンジと冷蔵庫があって広い。
ただ、ゲスト用の案内表やTVのチャンネル表、コーヒーや石鹸、シャンプーなど無駄なものは一切置いていない。
なるほど、これが安さの秘密なのね。

一息ついた後、近くには何も無い所なので車でビールを買いに行くため部屋を出ようとしたら、鍵、かからないんですけどぉ~?
よくよく見ると、ドアの柱にある鍵がひっかる穴部分(っていうの?なんか表現の仕方が良くわからない)に、ティッシュが詰め込んである。
「うわ~、どうしよう。鍵かからないなんてシャレになんないよねー。部屋変えてもらおうかしら?」としばらく悩んだけど、「そうだ、最初に鍵をかけた状態でドアを閉めれば、ロックされるんじゃね?」と、ハタとひらめいた。

思ったとおり、内側のノブに付いているつまみをクルっと回し、力を込めてドアを閉めたら、ちゃんとロックされました。
ちなみに僕の泊まった部屋、トイレも少し壊れているらしく、常にチョロチョロチョロチョロと、水が流れっぱなし。

日本だったら、お客様のためにすぐに修理するんだろうけれど、長年アメリカに住んでいると、こういう事平気になっちゃった。
たぶん、直すのが面倒くさいんだよね、きっと。

このモーテル、こんなに激安なのにインドア・プールとかあって、家族連れがキャッキャいいながら遊んでたんだけど、その水、いったいいつからの・・・?と思うと、怖くて入れませんでした。

2010年7月5日月曜日

帰路1日目

5日間楽しく過ごしたコロラドとも、今日でお別れ。
来た時とは真逆に、ロッキー山脈を背にして東に向かいます。
バックミラーに写る、次第に小さくなっていく山を見ながら、「待っていておくれ、僕のロッキーちゃん。いつか帰ってくるからね」と、気持ち悪くつぶやく自分。
帰り道は東へ向かうので、朝以外は運転中も直射日光が当たらず(左ハンドルなので)、だいぶ楽。

ところで、今年で17歳の僕の愛車、赤いカローラちゃんは70マイル(112km)以上出すと、車体が軽いせいかガタガタいいだします。
んで、いつものようにギリギリの速度で走っていたら、ピューンと追い越していった軽トラックが。
でも、その荷台を見てびっくり。
なんとそこには、中型犬が右へ行ったり左へ行ったりと、落ち着かない様子でウロチョロウロチョロ。
その軽トラ、軽く見積もっても130kmは出していたので、「これ、落ちたらヤヴァイんじゃぁ・・・」と、気になってしょうがなかったです。

コロラドからカンザスに入ってすぐに小さな陸橋があり、実はそこはタイムゾーンが切り替わる地点で、「ここをすぎると、セントラルタイムゾーンですよーと」いう標識があるのですが、運転しながら携帯で時間をチェックしたら、カチャっと切り替わった!
すげー、一体どんなデムパを流しているのだろう?と、感動したり。

帰り道というのは結構余裕があるもので、本日の走行距離はたったの約650km。
カンザス州の小さなSalinaという街のモーテルに宿泊しました。

チェックインを済ませ、カードキーを受け取り、車から荷物を降ろしてモーテルの中に入ろうと裏口でもある駐車場側のドアを開けようと鍵を差し込むも反応無し。
「ああ、壊れているのね」と思って、グルっと廻って鍵のない正面玄関から入った訳ですが、実は僕の後にも子供3人連れの白人の家族が歩いていおり、僕が裏口から入るのを諦めた直後に、そのドアを開けようとしてるのはわかっていた。

んで、2階の自分部屋に入ろうと階段の所に行ったら、そこがその駐車場からの裏口ドアの近くで、僕の後に歩いていた家族が、外でなんだか「は、入れないよー」みたいな感じでもめている。
ていうか、普通のモーテルなら正面玄関があるのくらい、誰でも知ってるはずだけど?と思いながらも、僕が内側から開けてあげたのですが・・・

あたし荷物たくさん持ってるのに、わざわざ歩いてそのドアを開けてあげたのにもかかわらず、「サンキュー」の一言も無いって、どういう事なのさ?
なんかもう、「開けてもらって当然!てか、あんた遅いのよねー!」みたいな顔で、すれちがいざま睨まれたわ。
それも、ブスっとして不機嫌そうな不細工なデヴのティーンエイジャーの女の子に。
肝心の親も、自分達のおしゃべりに夢中だったみたいだし。

もしかしてあたしの事、不法移民のそのモーテルの従業員だと思ったのかもしれないけれど、それでも普通サンキューくらい言うわよねー?

まあ、ほんの数十メートル歩けば正面玄関がある事すらわからない、もしくは誰かがこのドアを開けてくるまで待つつもりだった親に育てられたら、そんなかわいげのない子供が育つのね、ああ、かわいそうに、と思うしか、このモヤモヤ感のはけ口を見つけられない僕なのでした。

2010年7月4日日曜日

コロラド最高!

そんな訳で、6月30日の正午に僕の古巣コロラド・スプリングス到着したのですが、次第に近づいてくるロッキー山脈を見ながら、「ああ、帰ってきたんだなぁー」と実感。
標高が高いせいで、僕の愛車の赤いカローラちゃんが、ちょっとした坂道になると途端に馬力がなくなり、どんなにアクセルを踏んでも最大25マイル(40km)しか出なく、後続車に迷惑をかけるのもなんだか懐かしい。

久しぶりにあった友人達も皆かわらず元気で、ついこないだまで一緒に遊んでた感じがして不思議ー。
滞在中は一緒にランチをしたり、夜遊びをしたり、おいしい飲茶を食べにいったり、映画を見に行ったりと、付き合ってくれて本当にありがとう。
ヒデキ(じゃないけれど)感激です!!

特に、こんなのん兵衛のオッサンを気持ち良く家に宿泊させていただいたRさん、感謝です。
快適な部屋を与えてくれただけでなく、毎晩おいしいご飯までいただいて、本当にありがとうございます。
滞在中、Rさん夫婦の仲睦まじい様子を見て、「ああ、これじゃいかん、やっぱ僕もダーリンJに対して、仏頂面だけでなくもう少しかわいい面も見せなければ」と、反省した次第です。

コロラド滞在中は特別な事はせず、主に以前住んでいた時のように、Thrift Shopやアンティーク・ショップなどを巡ったのですが、これが楽しい!
何しろ、今僕が住んでいるオハイオのThrift shopと違って、買うものがある!!!
この数日の滞在で、Tシャツ10枚くらい買っちゃった!
他にも、超レアな良い状態のファイヤーキングのマグとかも(オハイオ帰ったら写真うPするかも)。

あとはアレですね。
コロラド人は見た目が健康的だなぁー、と思いました。
何しろ、オハイオ人に比べてデヴが少ない。
なんかもう、「毎日オーガニックの食材を食べて、ジョギングしてるんです!」みたいな人が多い・・・ような気がする。
なんとなく、動きもキビキビしてるように見えるし。
街中で見るティーンエイジャー達もハツラツとして、どうしても僕の住んでいる街のドンヨリとしたソレと比べてしまうのよねー。

滞在中は行く先々で、夏休み中の子供達を連れてるお父さんを見かけましたが、物凄く萌えました!!!

なんか、コロラドって、男前でシュっと筋肉質でいい身体したお父さんが多いのね・・・・
やだ、やっぱり戻ってくるべきかしら、コロラド・・・?

2010年6月29日火曜日

GO WEST 2日目

本日の走行距離は約810kmでしたが、まだカンザス州にいます。
せめて今日中にはカンザスを抜けてコロラド州に入りたかったのですが、あと一歩、あと十数マイルという所で力尽きてしまい、今はGoodlandという小さな町のモーテルに泊まっています。
グリコとか3粒くらいあれば、頑張れたかも。

それにしても、自宅からここまで約1,730km走った訳ですが、今までひとつもトンネル無し。
どんだけ平たいんだよ、つーか、土地広くて平たいって農業とか酪農に最適じゃん、とか思った訳です。
中には、僕の生まれ島がスッポリ収まってしまうんじゃないか、ていうか絶対収まるよね、コレみたいな巨大な畑とかがドーンと目の前に広がっているのを見ると、なんでこの国が消費大国になっているのかなんとなくわかる気になったりも。

今日は物凄く疲れているので、グッスリ眠れそうです。

目的地のColorado Springsまであと200マイルくらいなので、明日はゆっくり出発する予定。

2010年6月28日月曜日

GO WEST!

先日、家の目の前で交通事故があった事を書きましたが、昨日の朝も同じ場所で衝突事故がありました。
なんだこの交差点、呪われているのか?
ちゃんと信号機あるんだけど。

ところで、本日コロラドに住む友人達に2年ぶりに会いにいくため、オハイオを発ちました。
今回は、初めての長旅一人旅。
愛車の93年型赤いカローラちゃん、こんな長い距離大丈夫かしら?と心配でしたが、今日一日で約920km走行しても快調々。
もうこの車で何度も大陸横断したりして酷使してるんだけど、けなげだなー。
今年はリコール問題とか色々あったけど、やっぱ、なんだかんだ言っても世界のTOYOTAの車は品質がいいなぁ。

ていうか、あたし、このリコール問題はアメリカ政府の陰謀だと思っています。
あまりにも日本車ばっかりが売れるから、信用を落としてやろうとか。
てか、問題のあった部品って、アメリカの会社が設計製作したんじゃん(アメリカ政府は日本の自動車会社に対し、30~50%の部品をアメリカ国内産にしないと、たとえ国内で製造しても輸入車とみなし、高い関税をかけると脅した結果。ソースはダーリンJなので、この数字は正確じゃないかも。本当は全部日本製の部品で作りたかったはずなのにね。きゃはっ。)

大体、普段からインチとか、ガロンとか、オンスとか、ヤードとか、マイルとか、華氏とか訳わかんないシステム使ってるから、こういう事が起きるのよ!
あたしなんて、9年近くも住んでるのに、複雑すぎていまだに計算できないもの。
なんで長さを測るのに、1/2インチとか、 1/4インチとか、 1/8インチとか、 1/16インチとか分数の計算をしなきゃいけないのか、意味わかんない。
メートル法だったら、ただ足して引くだけなのにねー!!

それはさておき、この車が引退したら、次は絶対プリウスを買ってもらうんだ(すんません、無職なので自分では買えません)。
でもこのカローラちゃん、なかなか壊れそうにないけど。

今日はI-70号線をひたすら西へ、オハイオ州→インディアナ州→イリノイ州と通過して、今現在ミズーリ州の西にあるCONCORDIAという小さな町のモーテルに宿泊決定。
今、自分にお疲れ様と、ビールを飲みながらこれを書いています。
明日はいよいよカンザス州に突入します。
カンザス州、横にビヨーンと長いので、走れども走れども「まだカンザスなのーー!??」と、ハンドルに頭を打ち付けたくなるくらいゲンナリするはず。
明日一日で抜け切れればいいのですが・・・

コロラドの皆さん、明日、旅の途中で連絡しますです。

2010年6月26日土曜日

僕のエリ200歳の少女



予告編を観ればわかりますが、いわゆるヴァンパイア映画。

これ、NETFLIXのPCやTVで観られるサービスで、何の予備知識も無く観たのですが、その映像の美しさと哀しいストーリーに観終わった後ボーゼン。
これは映画館で見たかった!
たぶん、物凄く低予算で作られてると思うんだけど、アイデア次第で映画ってこんなに魅力的になるんだ、という良い見本。
もちろん、主演の男の子と女の子も、物凄くグッジョブ!

これ、ハリウッドでリメイク決定したそうですが、それも納得なり。
でもきっと、カーチェイスとか意味の無い大爆発とか無駄に金を使って、オリジナルの繊細で美しい恐怖感と、観終わった後心に残るトゲのようなものを台無しにしてしまいそうな気がしないでもない。

日本でももうすぐ公開らしいので、機会があればぜひに。

2010年6月25日金曜日

事故現場

出先から帰って車庫に車を入れた後、家に入った途端に「ドッカーン!!!」という衝突音が。
何事かと思い外に出ると、家の目の前の十字路でUPSのトラックとミニバンが衝突事故。

UPSのドライバーは道端で仰向けになって、「オーマイガー!!!」みたいになってるし、その横ではえらい別嬪でセクシーな黒人の女性が911に電話してるみたい。
ミニバンの方は助手席側にトラックが突っ込んだ形で、かなり大破。
助手席にはまだ人が居て、現場の目の前のアパートの住人が気遣ってそばにいたけど、どうも反応が無いみたい。
地面には血が流れてたので、結構な怪我だと思う。

事故がおきて5分もしないうちに、パトカー数台と自転車に乗った警察官、消防車などがやってきた。
すげぇ、早い!!!
でも、すぐ1ブロック先に大きな病院があって毎日何回も救急車が通っているというのに、現場に救急車がやってきたのは15分後くらい。

事情徴収らしきものを受けているその黒人の女性は、実は目撃者。
ミニバンの後ろを走っていたのだけれど、その車は蛇行運転をしており、「あぶないわねー」と思っていたら、交差点のド真ん中でいきなりスピン!
直進してきたUPSのトラックがそれに衝突した、というような事を話していた。

だから、事故したミニバンの助手席でグッタリしていたのは実は運転者で、もしかしたらドラッグか飲酒運転で事故ったものだから、あわてて逃げようとして力尽きたのかも。
警察や救急車がくるまでそばで様子を見ていた人が、「なんかアルコールの臭いがした」とか言っていたし。
でも、なんでわざわざつぶれた助手席側に移動したのかも謎だけれど。
パニックになったのだろうか?
あ、それとも運転者は実は別にいて、事故の後、助手席の男を置き去りにして逃げたのかも?

なにしろ、事故現場をこんな間近で見たのは初めてなので、少しビビった。
ていうか、家に帰るのがあと数分遅かったら、巻き込まれたのは僕だったかもしれない、と思うと、背中がゾクゾクした。

2010年6月23日水曜日

感謝の気持ちはピザ2スライス?

このクソ蒸し暑い中、午後の仕事を休んで同僚の引越しを手伝ったダーリンJ。
じゃあ、たぶん今日は夕ご飯は作らなくていいわね、と思ってたら、午後5時過ぎに「疲れたー。お腹すいたー。」と帰ってきた。

「ええ!?何かご馳走とかなかったの?」と聞くと、「ああ、ピザが出たから2スライスくらい食べたけど・・・」と言う。
あわてて、すぐにできる焼きウドンを作ってあげたけど、アメリカ人の労働に対する感謝って、こんなものなの?
日本だと、出前の寿司とか、何かご馳走が出るよねー?

それともこの後、感謝のカードとか、プリペイド・カードが届くのかしら?

正直、そんなんいらないから彼に何か食わしておいてくれたら、こっちが楽できたのに、と思った僕は鬼嫁でしょうか?

2010年6月21日月曜日

昨夜の夢

昨夜はとてつもなく変な夢を2回も見ました。

最初の夢は、何故か僕はサイボーグになっていて、自爆装置が作動。
カチカチと装置が作動し始め、「これが最後か」とあきらめた僕は、ベッドに横たわった。
ふと横を見ると、ダーリンJが何も知らずにスヤスヤと眠っている。
これから起こしてももう手遅れだし、「死なばもろとも!」と、そっとしておいた。
こんな事に巻き込んでしまい、申し訳ないと思った瞬間、自爆装置が爆発!!
という所で眼がさめた。
僕は特に、普段Jに対して殺意は持ってないはずだけど・・・・?

二つ目の夢は、なぜか猛吹雪の中でドライブ中、何かの原因でちょっと外に出てみると、なぜかその場で軽く失神
気がついたら半分凍死しかけていて、あわてて車に戻った。
意識朦朧となりながら運転してたら、目の前にいきなり道路工事中のショベルカーが現れ、それを避けようとしたら、死角に止まっていた車に激しく衝突。
僕自身は怪我もなく平気だったんだけど、衝突した車から降りてきた若い男が「後部座席に乗ってた僕の母親が、衝突のショックで重症だ。どうしてくれる!賠償しろ!」と、僕を激しく罵り始めた。

事故のショックで頭が真っ白になりつつも、「アメリカじゃ、ここでSorryと言っちゃいけないのよね。ああ、でもこれでJに怒られちゃう。ていうか、そのお母さん大丈夫かしら?」などと、ウッスラと思いながら車を降りると、僕の愛車93年型の赤いカローラのボンネットは無残にもグシャグシャに。

そのうち警察がやってきて、僕は事情徴収のため拘置所へ。
警官は僕に「あんた、数万ドルの賠償金を支払うか、でなけりゃ日本へ強制送還だね」と軽く言い放ち、「ああ、どうしよう。どうしよう。」と、頭を抱えている所でまたもや眼が覚めた。

一体何なんなの、この夢?

あたし、もしかして病んでいるのかしら?

2010年6月19日土曜日

TOY STORY 3



な、なんなの、この映画!!
超サイコーなんですけどーーーー!!!????

全編通してずっとハラハラドキドキのしっぱなしで、でも随所に笑えるシーンが散りばめられているんだけど、それが「ガハハハ!!!」ではなく、「ンケケケケケ・・・」とか「グフフフフフ・・・」とか、声にならない笑いを誘う所に、クリエイター達のセンスの良さを感じた。

新キャラもいくつか登場し、中には僕がThrift shopで見つけてしばらく保有した後、ebayで売ったおもちゃなんかも出てきて、「ああ、あれ売らないで手元に持っておけばよかったなぁー」なんてちょっぴり後悔。
あと、予告編にもちょっと登場しているベビー・ドール、子供が見たらトラウマになるんじゃないかと思うくらい、怖すぎ。

そして最後のシーンでは、涙腺大崩壊!
通常のメガネと、その上にかけた3D用メガネの間からダダ漏れる涙を拭くのに一苦労でしたよ。
もうすぐ42歳になるこんなオッサンが、アニメを観てこんなに泣くだなんて。

この映画、ご飯を1~2食抜いてでも見に行くべし!!!

2010年6月17日木曜日

嫌な女

23歳の頃、好きになった男を追いかけて再上京。
千葉のソニー木更津工場で期間行員として3ヶ月働いた後、東京の築地近くの小さな時計修理の会社で働いた。
同期は女の子3人と、僕を含めた男2人の5人。
皆とは仲良くしてたけど、その中で一人だけいけすかない女がいた。

横浜出身で大学卒、過去に成田の管制塔や科学研究所で働き、現在の彼氏はHONDAだかNISSANだかの車の設計士というのが自慢で、なんとなく他の人を斜め上から見下しているような目付きが嫌な奴。
あんまり関わりたくなかったんだけど、当時アル中気味の僕と、扱いにくいその女を隔離するかのように別部署にまわされて、いやおう無く一緒に働く羽目に。

実はその前から、同期には僕はゲイだというのはカミングアウトしており、皆快く接してくれたんだけど、その女だけは「えええ~、POM君、男とSEXするの~? 気持ち悪い~!! やだ、あたし鳥肌立ってきちゃった~!キショイ~!」と、僕の目の前で腕をこすった。
その瞬間、「コノウラミ、イツカハラサデオクベキカ・・・・」と、魔太郎のようにつぶやいたのは言うまでもない。

その女、父親はずっと海岸赴任で留守気味。
でも、最近日本に帰ってくるらしい、という事をもらしていたんだけど、その愚痴が凄かった。

「父親なんて居なくてもいいのに。
給料さえ家族にあげればいい存在。
親が子供を大学に行かせるのは当然の事、だって生んだ以上責任があるでしょ。」

それを聞いて、「まぁ~、顔がブスなら性格もブスなのね!」と、心の底から思った。

その会社には約3年勤め、色々あってクビになったんだけど、その後その女とはもちろん音信不通。
それが会社を辞めてから2年後くらいに、当時住んでいたアパートにいきなり彼女の結婚式への招待状のハガキが届いた。

はて?何で僕を招待するわけ?ていうか、ただの人数合わせでしょ、大体あの女、性格悪いから友達少なそうだし。
と思いシカトしてたら、挙式1ヶ月前くらいから頻繁に家の留守電に「私の結婚式、出席できるかできないか、お返事下さい」というメッセージが残るようになった。

さすがにシカトし続けるのはまずいかなぁ、でもそんな奴の為にわざわざ時間を作って、ご祝儀に数万円も包んだりしたくないし・・・、と2丁目のママに相談したら、「そんなの行かなくていい。大体あんた、その女嫌いなんでしょ?それに、今後付き合いたいと思うなら行けばいいけど、そうでなけりゃ行く必要なし。これで縁を切ると思えばいいのよ!」と的確なアドバイスを受けたので、返信用のハガキに「家庭の事情で行けません」と書いて投函。

すると一週間後、やっぱり留守電に「ご家族を大切に」というような、嫌味ったらしいメッセージが残っており、うわ、この女、どこまで性格ブスなんだ、と思った。
という訳で、僕の小さな復讐はコンプリート。

ていうかさぁ、自分が他人に嫌な事した自覚が無い人って最悪じゃね?
それで自分が幸せで頭がお花畑になってるにしても、一緒に祝って欲しいだなんて、ずうずうしいにも程がある。

誰が祝うか、ボケ!!!

でも、なんか勝った気がしないのは何故?

デートクラブ

高校を卒業した後、一年制のコンピュータの専門学校に通い、東京の会社に就職しました。
その会社で3年ほどプログラマーとして働いたのですが、自分の能力以上の事を求める会社にストレスが溜まり、あえなく挫折。
その後3ヶ月ほど、今は存在しない神奈川県の座間にあった日産の工場で契約社員として働いた後、沖縄に戻りました(この仕事、後にも先にも一番過酷で辛い仕事だった)。

契約社員で働いて満期で終わったので、すぐに失業保険は降りたのですが、なにしろその間は暇。
何もしないでブラブラしててもしょうがないと思い、アルバイトを探した。(これ、違法なのでやっちゃいけないですよ!!!)

当時、何故か僕は「もう普通の会社では働けない。これからは、夜の世界で生きるべし」と、訳のわからない妄想を抱いていた。
そこで、求人誌で探した、「クラブのウェイター募集。年齢経験不問」という言葉に飛びついた。
履歴書を持って面接に行くと、あっけなく数分で採用。
場所は、わかる人はわかる、風俗で有名な那覇の波の上地区。

仕事は、出勤してお店の中を掃除。
その後、夕方頃から出勤するお姉ちゃん達にお茶を出す。
お客が来たら、客に酒出す。
カラオケのセッティング。
それだけで、時給1000円という、今までに無い大変おいしい仕事。

働き始めて数日間、何の疑問も持たず仕事していたのですが、そのうちなんかおかしいなぁー、と思うようになった。
どうもこのお店、クラブというか、売春クラブだったみたいです!!!

システムはこう。

お店のマネージャーが那覇空港まで出向き、本土からの男だらけの団体観光客を「かわいい女の子がいるクラブですよー。3千円ポッキリでウイスキー飲み放題+カラオケ歌い放題!しかも、一人のお客さんに必ず一人の女の子がつきます!」などと誘惑。
でも実はその飲み放題のウイスキー、格安のウイスキーにカラメルのようなネットリした人工着色料を混ぜて濃い色にし、それを高級ボトルに入れ替えたシロモノ。

それに騙された団体客が店に着くやいなや、女の子達は「コレはいける!」と思った男にロックオン!
すぐさま隣に座り、くどき始めるのです。
んで、男というのは浅はかなもので、大抵のお客さんはその子とどうにかなろうと思うようです。
んが、そこで落とし穴が。

確かに、酒とカラオケ代でクラブに支払う料金は3千円ですが、その後気に入った女の子と出る際には、店側に5千円を支払わなければいけないという鬼のルールがある事を、その客は知らなかったのでした。
その事で、毎晩のように店の出入り口でもめるお客さんがいましたが、性欲には勝てないようで、ほぼ全員がすんなり支払ってました。

その後、お店を掃除した後の僕の仕事は何も無し。
ただ、女の子達が帰ってくるのを待つだけ。
ターゲットは一日一組なので、それ以上の仕事は無しなので、それまでで一番楽な仕事だった。

ちなみに、そのクラブを一歩出ると、周りはソープやラブホテルだらけ。
お客さんと一緒に出て行った女の子達が何をしてるかは容易に想像できますが、数時間後に帰ってきた女の子が、店長にさらに5千円を渡しているのを見て、「うわっ!じゃ、男はこれに一体いくら払ったんだ?」とびっくりした。
だって、クラブ代に3000円+外出料金5000円+ホテル代+SEX料+αの5000円(女の子が店に払うマージン)でしょ?

僕はちょうどこの頃GAYデビューしたてで、ゲイバーに行ってちょっと気が合う人に会えばすぐにセックスできるってのに、ノンケの男ってこんな事に金を使うなんて馬鹿だなー、と思った。

んで、僕が働いているクラブに勤めている女の子(半分はおばさんでしたけど)達は5~6人なのですが、その数以上の団体のお客さんがくるとなぜかどこからかワラワラと客の人数分の女の子がやってくる。
それが10人だろうと、20人だろうと、ピッタリと。

最初、この女の子達はどこから来るのだろうか?と不思議に思っていたのですが、どうやら彼女達は店に所属しないフリーランスで働いており、街のどこかに詰め所があり、店側に呼ばれるまで待機しており、呼ばれるとあっちの店へ行ったりこっちの店へ行ったりと、獲物を探しながらあちこちフラフラと動きまわるので、UFOと呼ばれていました。

UFOさんは、大抵40~60歳くらいの、もう、これはちょっと・・・・、と思うようなお母さんレベルな人達ばかり。
でも中には、「あんた、なんでこんな仕事してんの?」と聞きたくなるような美人もいた。
でも、さすがに年季が入っているのか、そういうお年を召したUFOさんの方が客掴みは良かった。

ある日、そのクラブで働いていた一番年上のお姉ちゃん(40歳くらいで亭主+子持ち)が、その日のお客さん達があまりにも若かったので、「今日は駄目だな」と思ってボランティアのつもりでかわいい男の子に接していたら、思いがけなくヒット。
数時間後、「なんかねー、あの子あんまりお金なかったのよねー。でも若くてかわいいから、思い切りサービスしちゃった!!!うふふっふふ!!!」と、恥じらいながら店長に5千円を渡していたのを覚えている。
もしかしてあれ、自腹だったかも。

あと一度だけ、お客さんの団体の社長らしき、赤いシャツを着たちょっとイケメンなおぢさんが女の子には眼もくれず僕にだけ話しかけて、帰り際に「これチップね」と、5000円を渡してくれた事があった。
あれは何だったんだろう?

給料も良かったし、女の子達もとても優しかったので職場は気に入っていたのだけれど、その後、お店に警察が来たり、先輩に「ちょっと君の健康保険かしてくれない?」と言われたり、色々きな臭い感じがしたので、3ヶ月ほどでばっくれた。

その経験は、しばらく僕の笑い話になっていたけど、ある日、僕の高校生の時の初恋の人と飲んでいた時、「うちの母親も、自分が小さい時父親の稼ぎだけでは子供を養えなくて、泣く泣く売春してた。という事を自分の成人式の日に話してくれた。」と打ち明けられ、女性というのは強いものだなー、と改めて思った。

そういえば、クラブの女の子達も皆「こんな事、やりたくてやってる訳じゃない」って言ってたっけ。
ほとんどが既婚者で、子供もいたし。

2010年6月16日水曜日

やっぱり駄目だった


赤ちゃん鳥、今朝死んでしまいました。
夕べ、仕事から帰ってきたダーリンJと相談して、2人とも鳥の飼い方は知らないので、アニマル・シェルターに持っていこうという事にしたのですが、あいにく当日はシェルターはお休み。
ネットで調べたら、翌日1:00PMからオープンするというので、僕が連れて行く事にしました。
でも、それまで持つかどうか心配。

とりあえず、Jが裏庭から落ちていた巣を拾ってきて、それを箱の中に入れて小鳥を配置。
土を少し掘って、ミミズもゲットし、与えたら少し食べた。
その夜は、その巣を家の中の暗くて猫ちゃん達がアクセスできない場所に置いた。
夜中に何度か起きて様子を見たけど、まだ生きているみたいで安心していた。
朝、Jがチェックしたら、かなり体温が低くなってるとの事で、少し暖める事に。
でも、結局数時間後に死んじゃった。

たった半日しか面倒みられなかったけど、ちょっと悲しい。
見つけた時にはかなり衰弱してたんだけど、もう少し気付くのが早かったら、ひょっとしたら助かってたかなー?
でも、Jの「昨夜僕がミミズあげたから、少なくとも彼はひもじい思いはしなかったよ」という言葉に、かなり救われたけど。

2010年6月15日火曜日

赤ちゃん鳥を保護


昨日は少し風が強く、雨も降っていた。
んで、夕方頃裏庭に何か黒っぽいものが落ちてるなぁ・・・、とは気になっていたのですが、そのままに。
今日、出かける際に確認してみると、それは裏庭にある大木から落ちたらしい鳥の巣。
近くには、赤ちゃん鳥が2羽死んでいました。
かわいそうにと思いつつも、用事があるから後で埋めてあげようと思い、すぐに出かけたのですが・・・
帰ってから、シャベル片手に落ちた巣の方に向かっていると、地面で何かモゾモゾと動く気配が。
なんと、この巣で生まれたと思われる残りの一羽が生き延びていました。
今日は午前中は曇り気味だったものの、午後からは太陽が照りつける蒸し暑い日。
しかも、昨日から何度もSimon君を裏庭に出しているのに、よく襲われなかった、というか、よく今まで生き延びていたなぁ、とビックリした。

実は僕、幼い頃兄弟にニワトリ小屋に閉じ込められたのがトラウマで、鳥恐怖症です。
あの口ばしがすっごい恐い。目とか突付かれそうで。
でも、そんな事言ってもいられないので、とりあえず保護。


でも何しろ、鳥など飼ったこと無いので、どう扱っていいかわかりません。
たぶん、太陽に照らされて脱水症状になってると思い、スポイトで水を与えたら、5分後にドバーっと大量に下痢をしました。
このまま死んじゃうんじゃないか?と思ったけれど、今は何とか生きています。

鳥って、水あげちゃいけないの?
ていうか、何をあげたらいいのかすら見当もつかないんですけど・・・

実は、二日前は、去年死んだファン吉ポンの命日で、この小鳥は彼のお墓の目の前でうごめいていました。
こんな事書くと、ちょっと痛い人だと思われるかもしれませんが、これって何か意味があるんじゃないか?と思われて仕方ありません。
できるなら助けてあげたいです。

でも、うちには猫が3匹もいるしなー・・・・
もうすぐダーリンJが帰ってくるので、相談します。

2010年6月14日月曜日

THE KARATE KID


うぉおおおおお~~!!!!
この映画のジャッキー、最高! 素敵! 素晴らしい! 惚れた! 嫁にして!!
ジャッキー・チェンは僕にとってヒーローのようなもので、中学生の頃は「酔拳」「少林寺木人拳」「蛇鶴八拳」などのビデオを夢中で見て、友達と「シュッ!シュッ!ハッ!ハイ~ヤー!」とか擬音を出しながら腕を振り回して遊んだものです。
アクションは凄いのにコミカルなのがジャッキーの魅力ですが、
まさかジャッキーの演技を見て泣く日が来るとわ、夢にも思わなんだ!!

主演はウィル・スミスの息子、Jaden君。
この子、TVとかで素で出てる時は、子供らしからぬ生意気な態度と発言であんまり好きじゃないんだけど、この映画ではあの若さで肉体改造をして、アクションもちゃんと自分でこなしており、根性座ってるなぁ、と感心した。
ただのお金持ち2世坊やじゃなかったのねん。
この子は将来、道さえはずさなければ大物になる気がする。

でもさぁ、そのJaden君と恋に落ちる少女、年齢詐称してんじゃないの?
どうみても20歳超えてるんですけど?
目の下のクマとか滅茶苦茶疲れてるように見えるし、身長もJaden君の2倍くらいありそう。
2人のシーンになると、年上の女が年端もいかぬ少年(Jaden君は12歳の設定)を誘惑してるように見えて、もの凄く違和感あった。
この後、「実はあたし、25歳なの。てへっ!」という、ドンデン返しのシーンでもあるのかな?と勘繰ってしまったよ。
コレ、アメリカだと小児愛者として登録されてしまうレベル。
もっと可愛い子はいなかったものかね?

あとJaden君をいじめる敵役の中国人男子が、アッパレなほど憎々しい顔つきでグッジョブ!
でも途中で、その子がルーピー鳩山に似てる事に気付き、アップになるたびに笑いをこらえるのに必死だった。
まあ、この子のほうがルーピーよりは遥かにガッツと統率力はあるだろうけど。


2010年6月12日土曜日

深夜のお客様

アメリカに来る前、東京で某コピーショップにて数年間働いていました。
主に夜勤だったのですが、そのせいか、かなりユニークなお客さんが来た時の事を思い出しました。

1. 旅先でと思われる、若い男が数人写っているスナップ写真を持ってきて、「この子の顔だけ切り取って、コレコレ何センチの大きさにコピーできますでしょうか?」、と言ってきた初老の品のある奥様。
もしやと思い何に使うか訪ねたら、「息子が今度面接試験をするので、その履歴書用に・・・」とおっしゃる。
だから、「履歴書には、このようなスナップ写真ではなく、ちゃんとした服装でそれ用に撮った写真の方がいいかと思います。駅などにはインスタントの撮影機もありますので、それをオススメいたします。」とアドバイスしたら、「あ、あらー、そうなのー? そんな事まったく知らなかったわー」と驚いた様子。
今までこの調子で履歴書書いていたのかしら?と思う同時に、歳とった母親にこんな事頼むだなんて終ってるなコイツ、と思った。

2. 深夜1時ごろにレンタルPCを借りたお客様。
モーレツに数時間何かしら文章を打ち込んでいたと思ったら、突然大声を出して大騒ぎ。
何事かと思ったら、せっかく何時間もかけて作った文書が、PCがクラッシュしたせいで全て駄目になったという。
ちなみにこの頃のWindowsは安定していないので、途中で文書保存するのは鉄則。
なので、思わず「え?途中で保存とかしなかったんですか・・・?」と聞いたら、それがさらに逆鱗に触れたらしく、「とにかく、何とかしてください。技術サポートを呼ぶとかできるでしょ!!!! それができなければ、僕はあなたを殺しますよ!!!!」と、それはもう鬼の形相で。
とはいえ、もう夜中の3時ごろで、サポート呼ぶにもできないし、大体連絡できたとしても電車も動いてないから無理な訳。
結局、それまでのPC使用料は無料にして新たに文書を打ち込んでもらう事にしてもらったけど、後で考えたら自動バックアップ・ファイルなんてのがあったのかも・・・

3. これまでに出会った、最悪のヒステリー・アメリカ女。
既にロゴを印刷してある紙を持ってきて、これに履歴書をPCから直接プリント・アウトしたいという。
でも、うちのプリンターってトナー&ドラム式で、かなりの熱を発するのでそんな紙を通したらそのインクが溶けて一発で汚れてしまい、その後の仕事ができない、一旦印刷した文書を、その紙にコピーするのだったら大丈夫だと思うけど、と言って断った。
そしたら、烈火のごとく怒って、「なんでできないんだ! できないはずがない! あたしは直接コレに印刷したいんだ! あたしの紙を触るな! お前の名前はなんだ!(その後メモに僕の名前をカキカキ)本社に抗議してやる!!」などと、罵詈雑言を浴びせ、なんだこのキ○ガイ女わ・・・ とヘラヘラしてたら、「笑うんじゃない!!!」と叫ばれた。

4. デジタルFAX客。
Fax受信のサービスもしていたお店ですが、ある日意味不明な内容のわからないFaxが届いた。
なんじゃこりゃ?と思っていたら、その後抗議の電話が。
なんでも、このFAXは通常の紙媒体では無く、デジタル化した文書をPCからインターネットで直接送ったものだったそうな。
当時はインターネットはほとんどがアナログ回線で、技術もそんなに発達していない時代。
受け取る機械だって、そんな所から受信するだなんて想定していなかったんだと思うんだけど。
ていうか、そんな大事な文書なら普通に紙媒体でFaxすればよかったのに・・・

5. 傘賠償しろ女。
店の玄関の傘たてに置いてあった自分の高級な傘が無くなった!!賠償しろ!というアメリカ女がいた。
店側、相手がアメリカ人だという事で妙に弱気で、結局賠償。
この会社駄目だな、と思った瞬間。

2010年6月11日金曜日

最近観た映画



あの僕の王子様、ジェイク・ギレンホールの「Prince of Persia」。
良くも悪くもデズニー映画。
もちろんつまんなくは無いんだけれど、なんとなく消化不良な感じ。
大体、ジェイキー君に戦争だとは言え、人を殺す役は似合わねー。
瞳が優しすぎるんですよ、だって瞳にキラキラ輝く星が入ってるんですもの!
松田聖子風に言えば、「瞳はダイヤモンド」なんです!
つーか、ヒロインのお姫様より綺麗な眼をした王子様って一体・・・

でも、この映画のお姫様、ちょっとやんちゃでそんなに美しくもないので、高感度大!
この女優、この後伸びるかもー。



「How to Train Your Dragon」

予告編を見る限り、「ケッ、また西洋のドラゴン伝説を映画化した子供だましのクソみたいなものか」と思っていたのですが、先日、型落ちの映画をたったの$3で見せてくれる劇場で公開したので行ってみた。

ゴメンなさい、僕の大間違いでした!!!

関係者の方に土下座して謝りたいくらいです。

何という良作!!!
なんかもう、スピーディーな展開といい、空を飛ぶシーンの高揚感といい、かわいいキャラクター達といい、全てがイイ!!
特に、英雄の父を持つヘタレなバイキング少年がとまどいつつも少しずつ成長していく様子に、昔、今では誰も信じてくれないだろうけど、同級生で一番身長が低くてガリガリでひ弱だった自分を重ね合わせたりして、心の中で泣いた。
力強く、子供でも畑仕事がシッカリできるのが男、という風潮の小さな農業の島に生まれ、ちょっと疎外感のあった僕を理解してくれる大人やドラゴン達は居なかったから。

これはDVDを買ってもいいレベル。



「Splice」

これはもう、何を書いてもネタバレになってしまいそうなので自粛。
ただひとつだけ、この世で一番怖いのは「スイッチが入れ替わった女」って事なのね?



オーマイガー!!!
この映画のブラッドリー・クーパーのアドレナリン&フェロモン全開の姿にヤラれた、というか超濡れた。
しかも、ビショビショに。

こんな顔と身体に生まれたかったと、心から思ったよ。
神様って、やっぱ不公平。
ていうか、この姿形になれるなら、悪魔にでも魂を売りそうな気持ちになった。


2010年5月25日火曜日

記憶活用法

ちょっぴり前に、なぜか昔の忘れていた記憶がどんどん甦ってきて、自分でもそら恐ろしいという記事を書きましたが、これってよく考えてみると、書くことが思いつかない時のブログのネタにピッタリなんぢゃ?という事に、今更気付きました。

という訳で、今回は中学2~3年の頃の出来事をば。

いつものように学校に行くと、ほとんどの窓ガラスが割られており、学内が騒然としておりました。
一体何が起きたのか、先生も生徒も理解できず、ボー然。
まるで、尾崎豊のあの歌の歌詞のようですが、あの歌が世に出るより少し前の話です。
あとで聴いた話ですが、どうも中学を卒業して島に残っていた若者が、酔っ払って窓を叩き割ってしまったよう。
噂では、僕のクラスメイトの不良グループも関係していたとか。

その不良グループに誘われて、初めて酒を飲んだのは中学3年の夏。
なぜかクラスのほとんどが集まり、キビ畑のあぜみちで、皆で恐る恐るプラスチックのカップで、氷無しの3合ビンの泡盛をチビチビと回し飲みした。
思えば、これが僕の酒びたり人生の始まり。

いい具合で酔っ払ってきた頃、不良リーダーの両親が、その宴会場にHONDAのカブゴーに二人乗りで乗り込んできたので、皆で蜘蛛の子を散らすようにキビ畑の中に逃げた。
その時、当時交換日記をしていた女の子の手を握ってキビ畑の中を走った訳だが、それが後々の災いの元になろうとわ・・・ (それは気が向いたら、後ほど記述)

その時は誰もお縄にはならなかったものの、結局学校側にバレて、数日後には誰かのタレ込みで、参加した全員が職員室の前でひざまずきをさせれられ、大説教を喰らった。
もちろん、親も呼び出し。
「高校受験前なのに、なんて事を!!!」、と思い切り親に怒られると思ったけど、家に帰っても何故か何も言わなかったし、怒られなかった。

後から考えると、僕は10人兄弟の10番目で、両親はそれまでも色んな問題を抱えている子を育て上げているので、これくらいでは驚かなかったのかも。
それに僕、当時は成績が良くて、小学校の時とか学期末にはいつも優秀賞とか優良賞の賞状貰ってたしー。

でも、それから数ヵ月後、僕の友達がいきなり学校に来なくなった。
隣の大きな島に入院しているらしい。
何事か?と心配していたら、今度はその不良グループのリーダーが突然何も言わずに島の外に転校。
数週間後に分かった事だけど、この2人と他の人達で海辺で酒を飲んでたら口論になり、そのリーダーが石で相手(友達)の頭を殴打!!
友達はかなりの重症で、その晩、隣の大きな島までヘリコプターで運ばれたらしい。

加害者と被害者の親の間でどんな取引があったかわからないけれど、子供心に「そんな事しでかしたら、この島には居られないわな・・・」、と思った。

こんな事書くと、なんて野蛮な所に生まれ育ったんだ、と思う人もいるかもしれませんが、確かに野蛮でした!!!
セミとか野焼きで食ってたし。(セミって、直火で焼くと物凄く香ばしいんですのよ、奥様)

でも、島の男子にしては少しナヨナヨしい僕に、「おかま」とか「女男め」とか言う人は少しいたけれど、決して陰湿ないじめや仲間はずれなどはなかった気がするー。
小中学生の頃有名ないじめっ子も、何故か僕には手を出さなかったしー。

って、もうコレ、約30年前の話じゃないのさっ!!!
なんでアタシ、こんな大昔の事を今更思い出してるのかしら?
ていうか、他にも湯水のごとく続々と記憶が甦ってきてるのですけど?
ここで書いてもいいものかしら?
てか、もう書いてるし。

2010年5月24日月曜日

MacGruber

学期末まであと2週間で、課題が山積みなのですが、こんな時こそ現実逃避をするのが僕の癖で、また今日も映画を観てきました。
あの「冒険野郎マクガイバー」のパロディ、「MacGruber」です。

いや、何というか、Rotten Tomatoesのレビューにも書かれているように、SNLのスケッチを無駄に長くしたかのようなくだらなさ。
かといって決してつまらない訳ではなく、要所々で「がはははは!!」と、下品な笑いを誘うシーンがあり、結構楽しめた。
でも、映画館じゃなくてDVDでもいいかもー。

この映画の中で一人だけ熱演しているライアン・フィリッペが最後、これまでのキャリアを棒に振るかのような姿を晒しているのも見もの。
なんでこんなオファー受けたの?フィリッペ?
さては、嫁のリース・ウィザースプーンとと別れてから自暴自棄になったか?

2010年5月23日日曜日

Shrek Forever Afterを観た!



やっぱり好きだなぁ、Shrekシリーズ。
何といっても、スタッフが楽しみながら作っているのが画面から滲みでているので、観る側も楽しい。
映画を観ている間中ずっとほっこりした気分で、観終わった後はちょっぴり幸せな気分。

今回は、劇中に使われている音楽もイイ!
なんかねー、70~80年代のヒットソングがたくさん使われていて、アラフォーやアラフィー(っていうの?)の人達なんかは、ニンマリするはず。
僕なんかは、カーペンターズやライオネル・リッチーの曲がかかった時に、大笑いしますた。

これはもはや、子供向けというより大人向けのアニメ。
ストーリー自体が、嫁と子供と友達と全てを手に入れたシュレックが、生ぬるい幸せすぎる生活に飽きて(なんとかクライシス?)、昔の自分に戻りたいと、邪悪な魔法使いと契約してしまい全てを失った後、それがいかに大事だったかを思い知らされるような、ちょっぴりビターなお話ですもの。

ところで、僕がいつも行く映画館、一ヶ月前くらいからLサイズの飲み物がおかわり自由になりました。
それまでも、映画を観るときはいつも口寂しいので、Lサイズのダイエット・コーラを飲んでいたのですが、ヤッター、これからはいくらでもコーラ飲み放題!と喜んだものの、カップ自体が大きすぎて(約1ℓは入る)、おかわりする前にお腹一杯になる事にようやく気づき、おかわりは今までナッシング。

でも、根っからの貧乏症なので、「このままではいけない!今回こそは元を取ってやる!」と、序盤から飛ばし、グイグイとコーラをすすりながら映画を観、途中で退席してコーラを補充。
約2ℓ、もしくはそれ以上のコーラを摂取したためか、その後家に帰ったら具合悪くなり、夜中に悪夢まで見ました。

ていうか、いつもの昼間のマチネーを利用して行ったのですが、今日に限ってなぜか若いお父さんと幼児連れの(お母さん無し)お客さんがいくつかおり、微笑ましいというか、子供連れのお父さんってなんだかセクスゥイーよねー、なんて萌えたりしてた。きゃはっ!

2010年5月21日金曜日

記憶は戻るものなのか

ついこないだまで、昔の事というか、つい最近の事までほとんど思い出せず、「とうとうアルコールによる若年アルツハイマーにかかったか!?」、と本気で心配していたのですが、なぜか今年に入ってから急に昔の、しかも今まで忘れていた何でもない出来事とかを、突然ふと思い出したりして、今度は逆に「ついにお迎えが来たか!?」と、心配している今日この頃。

その記憶の中には、昔知り合って数ヶ月しか会ってない人とか、子供の頃に一緒に遊んでいた人とか、僕が小さい頃、うちの島に本土や沖縄本島から遊びに来ていて、一度しか会った事の無い人とか、生きている時のおぢいやおばぁ、兄弟姉妹、そして元気な頃の父母の姿が、鮮やかに蘇るんですよ。

そこで、つい最近思い出した昔の出来事の一部をば・・・

・幼稚園の時(確か百合組だった。僕は薔薇組の方がよかったのにぃ)、教室に置いてあった花瓶を誤って落として割ってしまい、バレるのを恐れて外の石垣の後ろに隠れていたたら、いつのまにか違う生徒のせいにされて先生に怒られていたので、そのまましらんぷりしてた。その男子には、いまだに告白していない。

・小学低学年の時、「あぶり出し実験」をするので、家から何か果物を持ってくるように、との宿題に、家が貧乏だったのを知っていた僕は親に言い出せず、当時親戚が送ってくれてたみかん箱からみかんを数個だけ持っていった。他の生徒はリンゴとか、梨とかだったのに。その時、階級の差というのを肌身で感じた。

・小学生2年の時、授業中にトイレに行きたいのを先生に言えず、小便をもらした。5年生の時は、皆で飼っているヤギの草を、担当の友達と3人でリヤカーを引いて刈りに行ったのはいいが、急に下痢が襲い、大慌てで近くにあった防風林に駆け込むも、パンツを下げるのが間に合わず脱糞。泣きながらその辺の葉っぱで尻を吹き、何食わぬ顔で友達の元に戻ったが、「あんた、なんか臭い!さては、ウンコもらしたでしょ!」と言われ、「な、何言ってるんだよぅぅぅぅ~。ち、違う!違うから!」と、か細い声で反論しながら、その場を離れ家に帰った。後で思ったが、あの時パンツを戻さずそのまま脱ぎ捨てておけば、そんなに臭わなく、バレずにすんだんじゃ・・・? でも、二人とも良い人で誰にも言わなかったらしく、後で噂になったりいじめられたりしなかった。

・小学たぶん4~5年生の時だったと思うんだけど、そんな小さな島に、本土(たぶん広島だったと思う)の大学生が写真を撮りに来てた。当時は今のように沖縄の離島などは観光地としてはほぼ知られておらず、沖縄人以外の人を見るのはほとんど無かったので、島の大人とは違う不思議な人に興味津々な僕らは、島のガイド役をかってでた。皆でまとわりつき、あちこち案内して周ったのだけれど、島にはたくさんある洞窟の中を案内した時、「き、君たち大丈夫かね?」と、ビビっていたのが子供心に不思議だったけれど、考えてみたら懐中電灯も持たずに入っていったから、経験が無い人は躊躇するかも。それから数年後、彼が残していった住所に葉書を送ったら、母親からと思われる、「息子は今外国に行っています。ありがとうね。」というような、綺麗で丁寧な返事が来た。その葉書は、僕が島を離れるまで天井から下がった何か(何だったのか覚えていない)に貼り付けて飾っていました。

・島の子供にしては珍しく、僕が泳ぎを覚えたのは小学6年生の時。以来、ほぼ毎日、海に行って桟橋からダイブしたり、素もぐりをしたりと本当に楽しい日々を過ごしていた訳ですが、ある日、桟橋の先っぽにたたずむ、美しい、明らかに島の女性とは違う華奢な感じの、それまで見た事のない白いワンピース姿の若い女の人を発見。興味本位で友達数人と近づくと、本土から来たのよ~、と言うので、「じゃ、何かお姉さんにお土産をあげるよ」と、当時、護岸工事で埋め立て中の砂地まで(桟橋から大体50m)貝殻を取りに一泳ぎ。たくさん貝を拾ったのはいいが、その貝を持ちながら片手で泳ぐのは一苦労で、アップアップしながらやっとの事でお姉さんが待っている桟橋に着いた時、お姉さんは泣いていた。たぶん、すごく心配していたんだろうけど、当時は、何でこのお姉さんが泣いているのかわからなかったので、自分が何か悪い事をしたのかと思い、貝殻を渡して大急ぎでその場を離れた。

・うちはサトウキビ農家だったので、学校から帰るといつも親は畑で不在。でも、いつもジイちゃんやバアちゃんがいたので、全然寂しくなかった。それに、学校が終わったらいつも外で友達と遊んでいたし。でも、いつも少しひもじかった。だから、夕方になると、畑から帰ってくる親父や母親をいつも台所先で待っていた。なぜって、僕が待っていると、親父も母親も「余ったオカズ食べていいよ」、と弁当箱を渡すから。当時は何も考えずにワーイとか言いながら食べていたけれど、今考えると、あんな重労働をしているのに弁当のオカズを残すなんて、もしかして無理をしていたのだろうか?あと、畑でとれたでっかいトマトを、父親が自慢そうに僕に渡して「コレを食え」と言った姿が今でも忘れられない。 トマトは輪切りにして、砂糖をまぶして食べるのがデフォルトだった。
 
その他にも、バアちゃんはよく僕の鼻水を直接口で吸って抜いていたなぁ、とか、ジイちゃんは敷布団の下にエロ本を隠してしたなぁ、とか、中学三年の時に初めて畑のあぜ道で皆で酒飲んだなぁ、だとか、本当に色々な今まで封印していたかのような記憶が、鮮やかに蘇ってきたのです。

本当、不思議~!!!

歳を取るとともに、昔の記憶というのは薄くなっていくものだと思っていましたが、こんなこともあるんですかねぇ・・・?

2010年5月20日木曜日

ラッシーのふんどし姿

------------------ 人前での閲覧注意!!! ---------------------



















前回のブログで、ラッシーはなんとなく和風な香りがする、と僕が言っても、「なんで?どこが?」と思う方、または、「そんな事どうでもいい。そもそもラッセル・クローなんて興味ないし」、と思う人もいるかもしれませんので、実験。



そこはかとなく薔薇の香りのするふんどし姿の昭和日本男子の画像に、「グラディエーター」の頃のイケてるラッシーの顔を乗せてみました ↓






あら、まるで違和感なし!

2010年5月15日土曜日

Robin Hood

ラッセル・クロウの最新作、伝説になる前のロビン・フッドの活躍を描いた、「ROBIN HOOD」を観ました。
当初、公開前のキャンペーンでTVのトークショーに出てくるラッシーの、その辺の裏庭で半ズボンでも着てバーベキューをしてそうな、ただのおっさんの様な風情に見る気ナッシングだったのですが、監督があのリドリー・スコットだし、大好きなケイト・ブランシェットも出演してるのでとりあえず。

TVだとアレだけど、映画の中では映像マジックで、ラッシーもきっと素敵に見えるはず・・・、と淡い期待をしていたのですが、スクリーンの上でもモッサリしたおっさん度は変わらず。
じゃがいも顔のラッシーがアップになるたびに、「ああ、今夜の夕食はじゃがいもの煮っ転がしにしようか、それとも肉じゃががいいかなぁ?」と、夕食の献立に思いを馳せる僕。
決して、マッシュド・ポテトやフレンチ・フライなどのバタ臭い料理ではなく、和風なんです。
ラッシーは、醤油とダシの香りが似合う、ハリウッドでも稀有な、和風風味な俳優なんです。

ていうか、かつて、こんなに地味で泥臭いロビン・フッドを演じた俳優があったでしょうか?
何しろ、画面から臭いが漂ってきそうなくらい、いい意味で野性的、悪い意味で小汚いロビンさんなんですから。

そんなロビンさんになぜか惚れてしまう、美しいケイト。
ていうか、この映画では完全にケイトがラッシーを喰っていました。
これはもう、ロビン・フッドの映画というよりも、ケイトの映画。
美しい気品の漂うケイトがスクリーンに写るたびに、「エリザベス」を観ているかのような錯覚すら覚えましたもん。
そんなケイトも、ラストのハイライトシーンでは逆ギレしたのか、まさかの無茶ぶり。
「いくらなんでも、それは・・・?」と、キツネにつままれた表情で、( ゚д゚)ポカーンと画面を見つめるしかない僕なのでした。

あとこの映画、女性がケイト以外ほぼ出演しておらず、あとは平均年齢45~60歳とおぼしき小汚いオッサン(ウィリアム・ハート以外)ばっかりで、自分と同じ加齢臭が漂ってきそうな雰囲気します。。
しかも、じゃがいも顔のラッシーに配慮をしたのか、ハンサム系は揃えていないので「300」や「タイタンの戦い」みたいな、美形戦士を想像していくと、痛い目に合うので要注意。

これはこれで、色んなジャンルの方に需要がありそうですけど・・・

2010年5月14日金曜日

低燃費少女ハイジ

お友達のakiちゃんに教えてもらったこの動画、ヘソの上で茶釜が沸くくらい笑った。



現在、6話までYouTubeにアップロードされているようです。

2話 「まきばのペーター」編

3話 「おじいさんは物知り」編

4話 「おじいさんのおみやげ」編

そして、ダークサイドに落ちた感のあるクララが絶品の、5話「クララの誘惑」編↓



・6話の「フランクフルトへ」も、かなり飛ばしてます。

2010年5月12日水曜日

棚からボタモチ?

あたし、あんまりスーパーマーケットで買い物とかしません。
ていうのも、ダーリンJの仕事の関係で、普通より安く買える所があるので、食料品や日用品はほとんど全て、リストを渡して彼に買ってきてもらいます。

でも、やっぱり時には、あ、今晩の料理にはアレが欲しいなぁ、とか、リストに入れ忘れた物を、近所のスーパーに買いに行くときもあるわけですよ。
でも、大抵2~4品しか買わないので、そんな時はいつも自分でスキャンするセルフの支払機を利用。

んで、こないだいつものように商品をスキャンしてたら、途中でエラー発生。
店員さんを呼んで直してもらい、支払いを済ませた後レシートを見たら、なんだか予想していた金額より少ない・・・
どうも、6パックのビールの値段が加算されてないようです。

ここで正直に店員さんに言ってもいいのですが、もう支払った後だし~、それにきっと、彼女もそんなのどうやって処理していいかわからないはずだから(たぶんここアメリカじゃ、面倒くさいので、いいから!とか言いそう)、いいかしら~? と思って、そのままスルー。

そんな素敵なスーパーに、今日も青ねぎとビールを買いに行きました。
いつものように、セルフの支払機で済ませた後、駐車場に止めてあった車に向かっていると、買い物カート整理の若い店員さんに呼び止められた。

一瞬、「もしかして、監視カメラとかでチェックされていて、以前のビール代の事がバレたのだろうか?」とかビビったけれど、「なんか君、落としたらしいYo!」との事。
何のことかいな?と思っていたら、セルフ・レジ係りのおばさんが、店のなかから息を切らしながら歩いてきて(決して走るのではない)、「ハニー、あんたこれ落としたわよ!!!駄目よー、お金なんか落としたらー!!!」と、$5札をヒラヒラさせながら近づいて来た。
ちょっと身に覚えがなかったのだけれど、「まあ、そう言うなら・・・」と、雨でグッショリ濡れたシワシワの$5札を受け取り、丁寧にお礼を言い車に戻った。

んで、車内ですぐに財布を確認したら、どうもこの$5札、僕のものじゃない気がする。
たぶん、僕の前にセルフ・チェックの機械を使った人が落とした物じゃないかと・・・
これもまあ、戻しても相手も処理に困るだろうと思い、そのままいただきました。

なんかすごいわ、このスーパー。
好きになりそう。

ここ、宝くじの自動販売機とかもあるんだけれど、チャレンジしてみるべきかしら?
「あんた、当たり券落としたわよ~!!!」とか、店員さんが持ってきてくれないかしら?

2010年5月10日月曜日

デニス・クエイド

僕のお気に入りのトークショー、「Ellen」。
月曜日から金曜日の午後4時に放送なので、夕飯の支度の前にほぼ毎日観ています。
同じゲイだという事で、同性愛に関するコメントや、それに理解のあるゲストなどが多数出演して、とてもおもしろい。

で、その「Ellen」の番組で人気のシリーズが、あのデニス・クエイドのドッキリ・ショー。

たまに出演しては、Ellenの無茶な要求に、色々いぢられながらも、嬉々として応じています。
これを観ると、うっかりデニスの事を好きになりかけるので、要注意。





そして、これが最新版 ↓



いい人だなぁ、デニス。

2010年5月7日金曜日

IRON MAN 2 を観たのだけれど・・・


封切日の金曜日、午後3時半の回に観にいきました。
この時間帯、普段は数人、もしくは僕一人しかいないような劇場は2/3ほど埋まっており、期待度満点。
でも、たぶん、僕の気のせいかもしれないけれど、なんか、あんまりおもしろくなかったような・・・
もつろん、主役のロバート・ダウニーJr.はスタイリッシュでカッコイイし、魅力的に撮られており、新アイテムもいくつか出てきて、「オォオオオー」と唸るほどですが、なんというか、ストーリーが「なんでこんな展開になるの?よくこれで脚本OK出したなぁ・・・」と、鼻白むシーンがいくつか。

あと、僕の大嫌いなグゥネスがでしゃばり過ぎたのも、マイナス点。
なんかこの女、何を演じても上昇志向が極端に強すぎて、「のし上がる為にはブラッド・ピットだって利用するわよ。そのうち、世界はあたしにひれ伏すのよ。」と心の底で思っているはず。
と、そんな根拠も無い、しかもだいぶ昔の話をほじくり返しながら、「貧乳のくせに!!」などと、悪態を心の中で叫びながら観た訳ですが。
ていうか、グゥネスで萌えるノンケの男っているの?

主役トニーの親友役が、前回のテレンス・ホワードから、ドン・チードルに変わったのも僕的には不満。
ドンさん、いい俳優だとは思うけど、この映画に限っては、やっぱテレンスのほうがしっくりいくような気がする。
実際、後ろの席に居た黒人女性の観客、キャストが代わったのを知らなかったのか、ドンちゃんが出た途端に、「えええええぇええぇええ~!?」っていう落胆の声を出してましたよ。

そんな辛口の僕ですが、たぶん、原因はその前にみた映画「Kick Ass」のせい。




もう、観終わってから一ヶ月も経つというのに、いまだに余韻が残っている、もしかしたら、今年観た映画の中で一番かもしれない、まれにみる良い映画。

最初、ただの馬鹿映画かと思って期待していったら、予想を裏切るハードボイルドな内容。
とにかく、紫色のウィッグをかぶったHit-Girlが素晴らしい!!!
あの名作、「レオン」でナタリ-・ポートマンを初めて見たときと、同じくらいの衝撃度。
最近、出る映画あんまりパっとしないニコラス・ケイジさんも、凄くいい味だしてます。

もし、「IRON MAN2」か「KICK ASS」、どちらを観る? と聴かれたら、僕は迷いなく「Kick Ass」をオススメしますです。

あと、日本ではこの夏公開らしいこの映画↓も、超オススメ!!!

2010年5月6日木曜日

なんとなくクリスタル

タイトルに、深い意味はありません・・・ 

さて、昨年の夏から続いていた、糖尿病と前立腺炎による下半身の神経痛が、暮れにかけてさらに酷くなり、とっても難儀しており、ブログもままならない状態でした。
医者から処方された薬を飲むも、ほとんど効果なし。
どのような痛みがあったかを、症例が現れた順番に申しますと・・・

1. 昨年6月から急に始まった、頭頂部の頭皮を、針でさすようなピリピリした痛み。最初、頭皮の日焼けかと思ったが、冬を経て、10ヶ月経った今でもたまにある。

2. 右足太股内側の神経を、両側からビュンビュンと引っ張られる感じの痛み。 痛くて夜も眠れない日々が数ヶ月続いた。以前かかった坐骨神経痛とは違う痛み。

3. 前立腺炎によると思われる、下腹部の何とも言えないような痛み。最初、膀胱のあたりにあったが、今はゴールデン・ボールのあたりに移動。

4. 今年に入ってから、左太股の前面に、表現のしようのない痛みが発生。 右足の痛みとはまったく違う別物。なんというか、表面の皮膚がもの凄く敏感に反応して、何かが触ると(手とか指とかジーンズとか、とにかくなんでも)、ピリピリする感じ。例えて言うと、火傷の跡の治りかけを直接触っているような・・・ だから、家ではいつも、下半身は男らしくパンツ一丁。 

5. 両足のふくらはぎと太股に突然起こる、高電圧(電流?)を流したような、ビビビビ~~!っとくる痛み。 あまりにもキョーレツかつ、突然なので、何かの拍子に「ギョッギョ!!」と小さく喘ぐ事しばしば。 傍から見たら、きっと変な人。

6. そうこうしているうちに、今度は左顎に、ご飯や飲み物を取る時に、「酸っぱいものを食べる時に来る、あのサワーな痛さ」が毎回来るようになった。 しかも、キョーレツな痛さ。 おかげで、ご飯を食べるのが恐くなり、数キロ痩せた。 いいんだか悪いんだか。

7. 右左、両太股の痛みのため、両足を引きずるように歩いていたためか、身体のバランスが崩れ、持病の腰痛が悪化。

とまあ、こんな風に満身創痍の感じで、本当に辛くて辛くて、「なんでアタシがこんな目に逢わなきゃいけないの?」と、世の中を呪って怨んでしまいそうでしたが・・・

人間の身体というのは不思議なもので、ある日突然、2010年の4月5日の朝、起きてみたら、その痛み(足のね)がほぼ無くなっていたのです。
本当に自分でも訳がわからず、「なんじゃ、こりゃぁあああ~~~!!!!」って思ったくらい。
とうとう、足の神経がイカレタのかと思い、あわててつねりましたよ。
幸い、感覚あり。

その前の日に何か特別な事したっけか?と回想してみたけど、思い当たるのは普段とは違うマッサージを、念入りにしだけ。

以前は、ただ皮膚の表面をさすっていただけだったけど、その日に限って太股を触るとなんか、皮膚下に小さなブツブツというか、ジェリー状の物があるのに気付いた。
これは実は以前から気付いていたものだけれど、誰にでもあるセルライトのような脂肪的な物かと思い、特に気にしていなかった訳で。
しかし今回、触ってみたら太股だけでなく、足の付け根や腿裏側、ふくらはぎなど、広範囲にわたってあるのを確認。


だから、親指でグリグリと強めに押しながら、さするようにマッサージした訳ですよ。
おもしろいことに、マッサージをすると、そのブツブツがスーっと消えていく。
それが楽しくて、約30分くらい両足をマッサージ。

ただそれだけ。 

それが効いたのか、もしかしたら違う原因があるのかしんまいけど、とにかく両足の痛みはそれ以来、ほぼ無くなりました。
以前は10分も歩くと痛くて痛くてどうしようもなかったのに、今では普通にいくらでも歩けます。

それまで、生まれてから大きな病気をした事もなく、たまに小さな風邪を引くくらいだったのですが、この歳になって、本当に健康ってありがたいなぁって思うようになりました。

んで、何が良かったんだべか?と思ってググッてみたら、こんな素敵なサイトが。
画像↓は、そのサイトからの抜粋。


僕の場合、今でも5, 7, 8 番にその皮膚下のジェリー状のブツブツが確認できるので、毎日念入りにマッサージしています。

2010年1月12日火曜日

私の正体



これが私の正体です。

コロラドに住んでた時はよく見かけたけれど、こんなに大量に転がってる風景は見たこと無い!
ちょっとキモイですがな。

2010年1月10日日曜日

Latter Days

(注意) 例のごとく際どいシーンがあるので、人前での閲覧禁止!

最近めちゃくちゃ寒くて、外に出るのもおっくうです。
どんだけ寒いかっつーと、ガレージの中の車のトランクに入れていた1ガロンのミネラル・ウォーターが、カチンカチンに凍ってました。
そんな時は、家の中でお気に入りのビデオでも見るのが最高。
という訳で、今日は「Latter Days」をご紹介。

LAに住むイケイケ・パーティーBOYのChristian君。
同僚との賭けで、隣に越してきたモル○ン教の男の子を誘惑して落とすことに。
顔も身体もイケてるChristian君、自信満々で挑むのですが・・・

ミイラ取りがミイラになったのか、ロックオンしたAaron君のピュアな心に打たれて少しずつ変わっていくクリス。
Aaronもまた、そんなクリスに触れていくうちに、いつも心の底にあった何かが目覚めてきて・・・

これはとにかく良い映画なので、機会があればぜひ。

詳しいことはここで

2010年1月4日月曜日

Shelter

(注意!)ちょっぴり過激なシーンがあるので、人前で再生しないでね!

今日は、良質のゲイ映画をご紹介。

ゲイを題材にする映画っつーのは、大抵がインディーズ系で、予算も限られているので出演する俳優やストーリー、脚本などトホホな感じになる事が多いのですが、たまに「これは!!!」という、良作に出会うときがあります。
この「Shelter」も、その作品のうちの一つ。

カリフォーニャの田舎町に住む青年Zach君、アートの才能があるのに、病気の父親や育児放棄気味の姉の息子、つまり甥っ子を父親代わりに育てており、八方塞がりの状態。
それでも、スケートボードとサーフィンを愛しつつ、小さなダイナーで働きながら半ばあきらめかけていた生活を送っていた所に現れたのが、大親友の兄でイケメン作家のShaun。

最初は親友の兄という事で一緒にサーフィンをやったり、ビールを飲んだり楽しい時間を過ごしていたのですが、ちょっぴり深酒した夜に思ってもいない展開に。
一度は拒絶するZach君ですが、その後のモヤモヤする気持ちというか、心と本能の欲求には勝てず、とうとう禁断の世界にデビュウ・・・
というシーンを抽出したのが、この↑ビデオ。

ていうか、最初の相手がこんなブラピ似のイケメンだなんて恵まれすぎ。

ストーリーも脚本もしっかりしているし、何より俳優人が皆魅力的なので超おススメです。

詳しい事はこちらで。