彼の彫刻は人物像をモチーフにし、大きさも等身大で細部まで徹底的にリアルに表現してあります。
手の甲の皺や、腕時計などの小道具、着ている服の質感など驚くほど緻密。
なのに、なぜか肌の色は黄金色と、少し変わった彫刻です。
あと、ほとんどの作品が、人間の普段の生活の一部を切り取ったかのような場面で、それにユーモアをちょっぴり味付けしているので、見ると思わずニヤリとしてしまいます。
以下に、僕のお気に入りの作品を紹介。
このために、昨日、今日とダウンタウン内を怖いおっさんに小銭をせびられながらも、歩いて写真を撮ってきました。
1.「Holding Out」
買い物帰りのマダム。 紙袋やフランスパンなど本物みたいですが、これも全てブロンズですよ。
こうやって交差点の角に立っていると、妙に生活感が湧き出てきます。
2.「Forever Marilyn」
説明不要ですね。
3.「Making a Point」
ゲイカップルのテニス・プレイヤーです。 (←嘘です)
ていうか、ファッションが70年代っぽいんですが・・・?
片方は、結構イケメン。
4.「God Bless America」
有名な絵画を彫刻にしたみたいですね。
5.「Crossing Paths」
2人のマダムが、ベンチで井戸端会議。
横に置いた紙袋も彫刻の一部。
この↓素晴らしいディテール!!
皺の一本一本、手袋、腕時計などの細部にいたるまで表現。
くどいようですが、これ全部ブロンズ。
6.「Unconditional Surrender」
これも有名な写真を彫刻にしたものですね。
7.「Gotcha」
チョキチョキチョキ・・・
植木は本物です。
誰かが、植木バサミの間に本物の枝を差し込んだみたいで、余計に本物の人間っぽくなってます。
知らなかったら、気づかずに通り過ぎてしまいそう。
8.「Building Better Neighbors」
セメントこねこねのおぢさん、NEW BALANCEの靴履いてます。(もちろんブロンズ)