2010年7月16日金曜日

INCEPTION



レオ様、というか僕的にはケン・ワタナビー様の映画。

眼を見張るような映像に、重厚な音楽、奇抜なアイデアと脇にいたるまで芸達者な役者たちを揃え、とてもおもしろ~い・・・、んだけど、同時にとても分かりづらい~~~~~!!!
大体、他人の夢の中に入り込むって時点で、「へ?どうやって?」と思うんだけど、前半はカクカクシカジカで・・・みたいな説明調の台詞が多く、僕の英語力では理解できない部分が多々。

なんとかわかった事は、夢盗み仕事人は一人ではなくチーム体制で、それぞれいろんな役割があって、ターゲットの夢の中に入り込んだ後、さらにそこで二重三重に夢の中にも入り込める。
夢のレベルによって時間の進み方が違う。
進入した夢の中で正気を失わないために、何かひとつ、小さなアイテムを用意すると良い。
現実世界の風景を夢の中に再現するのは、ターゲットが気づいてしまうからご法度。
あと、進入した夢の中で死んじゃったら、大変だよー!!

ていう事くらいかな?(たぶん、コレはネタバレにはならないと思うので、書きました)

でもこの映画、場面が現在から夢のシーンへ、さらにその夢の中の夢のシーンとか、さらに、その夢の中の夢の中の夢の中のシーンとか、何の説明も無しに何度も何度も切り替わっていくので、一体今自分はどこにいるのだろう?と、見ているうちに混乱してきます。
鑑賞中はずっと集中しなければいけなかったので、見終わった後はグッタリ。

はたして、こんな難解な映画、アメリカ人に受けるのだろうか?と思ったのですが、TVなどで見るレビューではやはり、「おもしろいんだけど、超難解。わかりづらい。」という声がほとんど。

それでもこの映画、映画館で観る価値絶対アリなんですけど、ラストシーンはどう解釈したものか・・・
僕が思っているエンディングなのか、それとも別の意味があるのか、見終わった後モヤモヤ感が残るので、覚悟して見に行ってね。

2 件のコメント:

しらゆき さんのコメント...

観たい観たい、すっごく観たい~!
でもその2時間かそこらが自由にならない現状。
DVDじゃ迫力落ちますよねぇ?

こっちの地方紙でも評判良くて、でも必ず書かれてるのが「面白いけど難解」。
それと、この映画には実は元ネタがあって、日本のアニメーションを華麗にパクったって噂も聞いたんですけど?

Tumbleweed さんのコメント...

>しらゆきさん
観て観て、ぜひDVDでもいいから観て!!
カナダ人にもやっぱり難しかったですか・・・
日本のアニメの元ネタですと?
全然検討がつきませんです。