2009年3月18日水曜日

凍った猫


もう大分前の話になりますが、近所の野原で猫の死体を見つけました。
とてもかわいそうに思いましたが、その際は、たぶん飼い主が探していていつか見つけてくれるだろう、と思いそのままにしました。
なぜなら、2005年に僕達の飼い猫Tomo君が行方不明になってから3日後、あちこち探し回ってようやく、近所の散歩コースの脇の草むらに横たわっている彼の遺体を見つけた時、物凄く悲しかったけれどその反面、何故かホットしたから。
あのまま、遺体すら見つからず、生きてるのか死んでいるのかわからないまま過ごすのは辛すぎたのでした。
彼が横たわっていた場所は、かなり目立つ場所。
たぶん、その散歩コースを利用する人達もそれをわかっていて、ソットしておいたのでしょう。

1週間経ってもそのままなら何とかしよう、と思いつつ、ファン吉ポンの病気や色んな事が重なって、その不憫な猫ちゃんの事はすっかり忘れてしまいました。
んが、この間氷点下の雪の降る中、近くのコンビにへ歩いてビールを買いに行こうとした時、ふとその時の猫ちゃんの事を思い出し、そこまで行ってみたのですが・・・

そのままの状態で凍ってました・・・

あんまりかわいそうだったので、一旦家に帰り、シャベルと紙袋を持ってきて袋の中に入れようとするも、カチンコチンに凍っていて大変難儀しました。
その死体、かなりの日数が経っており、臭いがキツイので外に置くことに。
外は氷点下なので、自然の冷凍庫のようなもので。

もしかしたら、この死んだ猫ちゃんもチップを埋め込んでいて、飼い主が探しているかもしれない、という事で、ダーリンJがアニマルシェルターまでソレを持って行き、スキャンしてもらいました。
でも、残念ながらチップは見つからず。
家の裏庭に埋めてもよかったのですが、見ず知らずの人の家に埋められるよりか、同じ仲間がたくさんいるの所のほうがいいかなぁ、と思って、市のサービスにお願いしました。

ダーリンJが市当局に電話したら、「お宅の家の角のへんに置いて下さい。そのうち取りにきます」との事だったので、猫ちゃんの遺体をダンボール箱に入れて、さらに上に新聞紙を重ねて置いていたのですが、一向に来る気配がない。
次の日もその次の日も来ずに、その間に雨は降るは気候は暖かくなってくるわで、そばを通ると悪臭がするわで、大丈夫かいな?と不安な毎日。

んで、5日目くらいにやっときましたよ!

それでやっと安心した訳ですが、たぶん、近所の人達は、あたし達の事を「こいつら、自分の猫が死んだらゴミみたいに捨てる人なんだわ」とか思っているに違いない・・・
いや、それ、うちの猫じゃないんだけれど・・・

と、何か言いがかりを付けられた時のために、↑の写真を撮っておきました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

POMさん、やさしいし、偉いね。 ブログを読むようになってから今まで知らなかったPOMさんを発見しっぱなしヨ。
可愛そうだな・・・と、思うけど市に聞いてみるとかするまで出来る人って、そう滅多にいるもんじゃないよね。 

しかし、近所の人、絶対自分の猫を捨てていると思っているよ(爆笑)

Tumbleweed さんのコメント...

>お海苔ちゃん
また!あたしよっぽど嫌な奴だと思われてたのかしら?(笑)

ホントにねー、すぐに来ると思ってたら5日も待たされたよ。
こんなトコまでアメリカンクオリティ・・・