2009年4月7日火曜日

一退するばかり

暗い話題ばかりですが、こうやって書いているのは、残された時間はたぶん僅かであろうファン吉ポンが、どんなに頑張ったか忘れないように記録しておきたいから。
この手の話が苦手な人は、スルーしてくださいね。

4月5日日曜日の夜、点滴後の彼の様子がおかしい。
まともに歩けなくなり、夜11時30分頃にカバー付き猫トイレの中に引きこもった。
ひどく具合が悪い時のサインだ。
10分後、ようやく出てきた途端に、物凄い量のゲロ。
ヨロヨロとリビングに戻ると、リクライニングチェアの後ろに隠れるように倒れこみ、そこで発作。

2階にいる、ちょうどベッドに入ったばかりのJを、大声で叫んで起こした。
今回の発作は今までよりとても酷くて、「今度こそもう駄目だ・・・」と、2人とも思った。
何度も何度も繰り返す発作の合間は、「ハッ!、ハッ!、ハッ!!!」と顔を苦しそうにゆがめ、本当に息も絶え絶えな感じで、小さな彼の心臓は飛び出るんじゃないかと思わんばかりの早さで鼓動していた。
この時ばかりは、本当に覚悟した。

それでも数十分後、何とか持ちこたえてくれた。

その日からほぼ徹夜で彼の事を見張っているけれど、翌日はほぼ何も食べず、水さえ飲まなかった。
座ることもままならない状態なのに、トイレにだけはヨロヨロしながらも行きたがるんだね、えらいよ、ファン吉ポン。(僕が抱きかかえて連れて行ってます)

今日は水をたくさん飲んで、ほんのちょっとだけどごはんも食べた。
足取りも、昨日よりは少ししっかりしたかな?
でもやはり、頭がボーっとしているみたい。

約2年半前に彼を保護した時は半分死に掛けており、このまま死なせてなるものか、と2人で頑張ったけれど、その後元気になっておもちゃで遊ぶ姿など見てホッとして、そして今の彼が苦しむ様子を見ていると、もう頑張らなくてもいいから、少しでも早く、そして楽に天国に行って欲しいなぁ、と思わざるをおえないのです。
彼があとどれだけ生きられるかわからないけれど、その間できるだけ一緒にいてあげて、最後の時は僕達の腕の中で逝かせてあげたいです。

3 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

POMちゃん、お疲れ様。
身体に気をつけておくれ。
ファンタ君は本当に立派な猫ちゃんだ。
こうして日記にUPしてくれることは
私たちにとってもファンタ君の頑張った記憶として残すことができる。
ありがと、応援してるよ。

Tumbleweed さんのコメント...

>ypainoちゃん
ありがと。
ホントにねー、こんなに小さくて弱いのに頑張っている姿が、涙を誘うんだよねー。
彼が我が家にきてから色々と問題があった分、うちらも色々学ぶ事があって引き取ってよかった、と最近思うよ。

いずみ さんのコメント...

ファン吉ポン、頑張って~!