2009年4月1日水曜日

一進一退


最近のファン吉ポンは、具合が良い日は良く食べ、良く寝たりするのですが、そうでない日はほとんど飲まず食わずで、眠ることもできない様子で、一進一退を繰り返しています。
そんな彼は、昨日からほぼ一日中何も食べず、例の喘息が続いてベッドから起き上がるのも困難な様子。
嫌な予感がするなぁー、と思っていたら、午後6時40分頃に突然発作を起こした。

その時、たまたま早く帰っていたダーリンJは食事を済ませ、ダイニングルームのテーブルで雑誌を読んでおり、僕は隣のリビングルームで、いつもファン吉ポンが視界に入るように置いてあるリクライニングチェアに座ってTVを見ていた。
バッタンバッタンという音が聞こえたので、あわてて彼を見ると、床に置いた彼専用のベッドから転げ落ちて上半身と下半身を違う方向に捻るような、例の発作を起こしていた。
すぐそばにいたJがすぐさま抱きかかえ、僕は毛布を持って行って彼を包んであげた。
いつもながら、眼を見開き半開きの口からはゼーゼーと苦しそうな息遣い。

Jがファン吉ポンの発作を目撃したのはこれで2度目。
でも、最初の目撃の時は、コロンバスの大学動物病院からの帰り道、運転中に後部座席に置いたケージの中で発生したので、激しい音と発作後の苦しそうな様子しか見ていない。
だから、Jにとって、今回が始めてみる実際の発作。
かなりショックを受けていたようだった。

ファン吉ポンを毛布に包み、椅子に座ってマッサージしながらしばらく抱いていたが、どうも下に降りたい様子。
下ろしてあげたら、ヨロヨロと歩きながら、水飲み場に行き、そこでヘタリこんだ。
普通に座ることさえできないみたいだ。
あんまりかわいそうだったので、彼をベッドまで抱えて着地させてあげた。
そして、約一ヶ月前から夜中でもそばに居られる様、彼のベッドの脇に置いてあるエクササイズ用マットレスに寝そべり、様子を見ていた。

10分後、またしてもカクカクした動きが始まり、新たな発作。
今度はそれが3度も続いた。
2人で交互に抱いて、なんとか落ち着かせるように努力した。
数十分後、やっぱり下に降りたそうなので、そうしてあげた。

そしたら、ヨロヨロと歩きながら、キッチンから裏庭に続くドアに歩いて行き、外に出たがる様子。
彼が外に出たがるのは、良いお天気でさらに気分がいい日だけ。
出たとしても、ポーチの上でまったりと5分くらい日向ぼっこするくらい。
こんなに具合が悪いのに、外に出たがるなんて、もしや死に場所を探しているんじゃ・・・、と不安がよぎったけれど、もしこれが最後なら彼の好きにさせてあげようと、ドアを開けた。

しばらくポーチの上をウロウロし、そこから2段の階段を降りた彼は、土のある場所へ行き、おもむろにしゃがみこんでウンPをした。
しかも、結構な量・・・
あれ?ウンPは毎日、猫ちゃんトイレでしているはずなのに?

ビックリしたのは、その後何もなかったかのような足取りで、すぐさま家の中に入り、カウチに座っていたJの隣にジャンプしてスヤスヤ眠った事!
それまで、歩くこともままならなかったのに・・・・
な、なんだったんだ、あの病気っぷりは?
ウンPをする事で、何か良い作用が起きたとでもいうのかしら?

↑の写真は、数日前に撮った、裏庭のポーチでまったりするファン吉ポン。

4 件のコメント:

いずみ さんのコメント...

良かったー!
読みながらハラハラして、途中で読むのを止めようかと思ったよ。
良かった。
このまま、調子がよくなるといいね!

Tumbleweed さんのコメント...

>いずみちゃん
いつもあんがと。
ファン吉ポン、今日は気分がいいみたいで、ご飯も何回か食べました。
お水もたくさん飲んだので、少し安心しています。

たぶん以前のようにはいかないけれど、元気になって一日でも長生きして欲しいなぁー、と思う今日この頃です。

ako さんのコメント...

ああ、良かった!悲しい結末を予想して読んでたので・・・
長生きしてほしいねえ。

Tumbleweed さんのコメント...

>akoさん
ありがとう。
本当にねー、いつも今日がその日か、と思いながら暮らしていますが、なるべく今の状況を持ち直して、長生きして欲しいです。
彼は、あんまり良い猫生じゃなかったから、特にね・・・