2007年11月17日土曜日

アメリカのイケてない家庭用品

アメリカに住んで6年、英語以外(え?)はかなり馴れてきましたが、時々、「え!? アメリカって世界の先進国なのに、なんでこんなに遅れてるの?」と思う場面が、時々あります。 例えば・・・

調理・保存用のラップ

  • 例えば、日本のサランラップだと、「片手でピッ!!」があたりまえじゃない? ここアメリカのサランラップって、超切りにくく、片手でピッ!なんてもっての他。 だから、商品によっては、箱にラップを切る為のカッターが付いているんですのよ、奥様! それって、何十年前の技術? それだと、ラップを持つ手とカッターを操作する手、両手を使わなければならないので、超面倒。 あと、ほとんどのラップが、十分な耐熱性を持ってない。 電子レンジで使ったりすると、すぐに破けたり、間から汁が漏れたりするの。 旭化成のサランラップ、超欲しいわ。 この件で以前、お友達と話した時に、「たぶんアメリカ人は日本人と違って、夕食の残り物はタッパーなどに入れて保存するので、ラップ自体の必要性もそれほど家庭で重要では無く、開発も遅れているのでは」という点で落ち着きました。 

食器用洗剤

  • アメリカのメジャー・ブランドの、食器用洗剤DAWNですが、日本人の僕にしてみれば、「なんで今時こんなヌルヌルして泡切れも悪い製品を売っているのか? ていうか、一体誰がこんな時代遅れの製品買うのだろうか?」、と不思議に思うのです。 何しろヌルヌルして使い心地がもの凄く悪く、すすいでもすすいでも、洗剤が落ちやしない。 今の日本の泡切れの良い食器用洗剤とは、雲泥の差。 たぶんこれも、アメリカでは食器洗い器がほとんどの家庭に普及しているせいだとは思いますが、それにしても洗剤会社、もうちょっとリサーチすべき、などと僕は思うのでした。

巨大な掃除機

  • とにかく、アメリカの掃除機はでかい! あと、音がウルサイうえに、使い勝手が良くない。 アメリカの家庭では、ほとんどがカーペット。 その為か、掃除機も吸引力の強い、ホース式では無い、ロボットのような一体型が主流。 でもこれ、ものすごく使いづらい。 床を掃除する時には何の問題もないのですが、問題は階段やソファーの下、サッシの間の汚れ、窓枠の汚れなど、平面じゃない所に関しては、もの凄く使えない、というか、掃除機自体がもの凄く重いので、平面以外には使えない。 それ以外の場所に使うには、備え付けのホースや器具を付けたりするのですが(その作業が恐ろしく面倒というか、説明書がなかったら理解できない)、そのホースが日本の掃除機のように伸縮しないのね。 だから、窓枠とか届かない部分は、重い掃除機を抱えながら、脚立に乗って掃除する有様。 日本製品のような、ノズルの先が自由自在にアタッチメントでき、なおかつ軽い掃除機が欲しいです。 

瞬間接着剤

  • 僕はよく、自分のアート作品に接着剤を使ったりするのですが、ここの瞬間接着剤の品質の悪さつったら・・・ なんか、アメリカでは「SUPER GLUE」ってのが人気のブランドらしいんですけれど・・・ ハッキリ言って、どこがSUPERなの? って感じ。 日本のアロンアルファだと、本当に「瞬間に!」くっついてしまうじゃない? でも、ここのは「瞬間」じゃないねん。 接着剤付けてからしばらくホールドしなきゃいけないし、乾くまでにも数分の時間がいる・・・、って、それじゃ、「SUPER GLUE」の意味ないじゃん!

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