2009年6月12日金曜日

ファン吉ポンが天国へ逝きました


今日、午後5時50分に、ファン吉ポンが天国に行きました。

ご飯を一切食べなくなったのが一週間前。
その間、自宅点滴や流動食を与えるも、どんどん衰弱していく様子。
元々食が細かったのに、見る見る間にやせ細っていき、背中を触るとゴツゴツする骨皮筋え門状態に・・・・
それに、一日中眠る事ができない様子で、あちこち移動して座って、10分くらいしたらまた移動、みたいな事を繰り返していた。
そのうち、水もほとんど飲まなくなって、うんPもしなくなったので、昨日病院に連れて行った。

病院では、血中点滴、血液検査、尿検査、X線写真などをしてもらい、お医者さんからの報告も受けて家に帰った。(もちろん、Jも同伴)
ところが、家に帰ってみると、病院に行く前はちゃんと歩けたファン吉ポンが、まったく歩けるどころか立ち上がることもできなくなっている。
なんかこう、下半身が麻痺している感じで、後ろ足を八の字にしてペッタリ床に落としたまま、まともに動けない様子。
もしかして、後ろ足で行った点滴の痕が痛いのかな?と思いつつ、あまりにかわいそうで、その夜はずっと一緒にカウチの上で、右腕に彼を抱きながら眠りました。

今日も治療があったのですが、その全国規模の病院、Jの職場に近いので今日は彼がファン吉ポンを出勤がてら病院に連れて行き、夕方引き取ってきました。
僕が夕食の準備をしていた午後5時40分頃戻ってきたのですが、「なんか、良く無い状態だよ・・・」というJの言葉を聴いても、正直実感しなかったのですが・・・・
ケージから出たファン吉ポンの姿を見てビックリ!!
なんかもう、息も絶え絶えというか、もう見るからにグッタリして死にそう。
ていうか、死に掛けてるよ!

なんで病院で治療受けて悪くなって帰ってくる訳?

混乱しているうちに、ファン吉ポンの呼吸が荒くなり、そのうち呼吸の回数が少なくなったので、あわてて抱きかかえましたが、家に着いて10分後に、僕の腕の中でそのまま息を引き取りました。

今は、彼のお気に入りだったベッドの中で、静かに眠っています。

もしかしたら、病院に連れて行ったことで死期を早めてしまったのかもしれませんが、何故か少しホットしています。
もうこれ以上、彼は苦しむことは無いし、その様子を僕達が見る事も無いから。

たぶん彼は、虹の橋の向こうで元気一杯に走り回っている事でしょう。

明日は、彼の体毛の色に似たオレンジ色の花の株を買って、予定している裏庭の彼のお墓の上に植える予定です。

これまで、ファン吉ポンを応援してくれた方に、感謝します。
ありがとう。

5 件のコメント:

サキ さんのコメント...

Tumbleweedさま。

ファン吉ポンのご冥福、心からお祈りします。

どういっていいのかわからないのですが、こういうお別れというのは、本当に心から辛いものだと私は思います。でも、Tumbleweedさんも書かれてるように、これで彼が苦しむ姿を見守らなくてもよいというのは、やはり飼い主にとっては、一番の心の安らぎではないかとも、思います。
微妙なとこじゃないですか?
こう、一日でも長く生きていてほしい、という飼い主の心からの願いも強くある反面、もう楽になってほしい、という思いもある、みたいな・・・。
動物って、こういうとき会話できたらなって、思いませんか?「どこが痛いの?」とか、「どう?今日、調子は?」みたいな。それが無理だからこそもっと心配だけつのるみたいな・・・。

ずいぶんと長い間、体調悪くって苦しんできたであろうファン吉ポンに、「おつかれさま。」を。
そして、そんな愛猫をがんばって看護し、心配し、きっと眠れない日々をすごしたであろうTumbleweedさんとJさんに「おつかれまさま。」です。

こつてり さんのコメント...

ご愁傷様です。

POMさんの所に引き取られてからは、幸せな人(猫)生だったでしょうね。
2人に看取ってもらえて、幸せな最期でしたよ。

いずみ さんのコメント...

ファン吉ポン、お疲れ様でした!
きっと、たくさん痛かっただろうし、辛かっただろうと思う。
でも彼はPOMちゃんにもらわれてからの生活はとっても幸せだったよ。そして、最後にも、ちゃんとPOMちゃんの腕の中で眠る事が出来て。
POMちゃんとJさんもお疲れ様でした。
これからは、少し寂しくなってしまうと思うけど、彼の事をたくさん、思い出してあげて下さい。

abechi さんのコメント...

ファン吉ポン、お疲れ様でした。
POMちゃんもJさんもお疲れ様でした。
POMちゃんの腕の中でって、すごくファン吉ポンも幸せだったと思うよ。

元気いっぱいに走りまわってる姿が想像できますね♪

Tumbleweed さんのコメント...

>サキちゃん、こつてり、いずみちゃん、abechiちゃん、Etsukoちゃん

本当にありがとう。

彼の苦しそうな顔が頭から離れず、どうにかなってしまいそうでしたが、コメントやメールで皆さんが励ましてくれたので、持ち直しました。

今はまだふとした瞬間に彼の事を思い出して涙ぐんではいますが、いつまでも悲しんでいてもしょうがないもんねー。