2009年6月13日土曜日

最後のお別れ


ファン吉ポンが死んでから一夜明けた今日、鏡を見たら昨日泣きはらした眼が遮光器土偶のようになっていて、ビックリした。
頭痛と目まいが酷くてお昼まで眠っていたのだけれど、起きたらJがファン吉ポンのお墓に入れる花を買ってきており、裏庭に穴まで掘ってくれていた。

その後、2人で近くの街にあるGarden Centerに、お墓の上に植えるための花の株を買いに行った。
そこで、彼の体毛の色に似た黄色とオレンジの5種類の花を購入。

ファン吉ポンのお墓は、ガレージのすぐ横。
ここだと、車に乗る際にその花を見ていつでも彼の事を思い出せるかなー、と思って。
元々雑草が生い茂っていた場所なので、花購入後、家に帰って疲れたJが昼寝をしている間、やぶ蚊に足や手を食われながら、草を引き抜いた。

夕方6時ごろ、いよいよ最後のお別れ。
お墓の中に、彼が元気だった頃大好きだった小さな靴下型のおもちゃと、おやつ、かつおぶしのパックを入れ、たくさんのお花でファン吉ポンを覆ってあげた。
もうこれで彼の姿を見ることは無いんだ、と思うとやっぱり悲しい。
2人で最後のお別れをして、土をかぶせた。

でも、そのお墓の上にいろんな種類の花の株を植えていたら、少し元気が出てきた。
これから、この花が咲くたびに、彼の思い出が蘇る気がして。

コメントを下さった皆さん、本当にありがとう。
心から感謝しています。

6 件のコメント:

Etsuko さんのコメント...

ファン吉ポンのご冥福を心からお祈りします。
彼の晩年は、POMさんとJさんに出会ってから幸せなものだったと思います。心安らかに天国にいけたのではないでしょうか。

いつまでも心の中で生き続けますよね。元気だしてくださいね。

Unknown さんのコメント...

確か去年亡くなったうちのパンダマンと、ファン太君とは同じ病気だったし、感情移入しちゃって何も言えなくて。
あー、まだ未消化なんだなあと自分で思いました。
今頃天国で元気に走り回ってるんだろうと信じるしかないですね。

カバ さんのコメント...

保護されてからの数年間、POMさんとJさんに愛情を注がれてファン太君も幸せに過ごせたことと思います。ご飯の心配もなく、寝床の心配もなく、暖かく過ごせて本当に嬉しかったのではないでしょうか?

最後の看病、本当にお疲れ様でした。ファン太君も天国からPOMさんに愛情の仕草を送っていることでしょう。家族にだけわかる幸せを表現する仕草で。

Tumbleweed さんのコメント...

>えっちゃん
ありがとう。
ずっと、「あの時病院に連れて行かなければ、もうちょっと長生きできて、あんな風に苦しまなかったんじゃ・・・」と後悔の日々でしたが、皆さんの励ましのおかげで救われています。

でも、もう大丈夫!

>散弾銃さん
ありがとう。
パンダマンちゃんも、うちのファン吉ポンも、一緒になって駆け回ってますよ、きっと!!!

>カバさん
本当にありがとう。

2年8ヶ月前は、トレイラーハウスの近辺でウロウロしていた捨て猫のファン吉ポンでしたが、うちの子になってからはちゃんとトイレも覚えて、どんなに病気になっても生きる事をあきらめない、根性のある猫でした。

NUN さんのコメント...

ファン吉ポンが 安らかでありますように。

ファン吉ポン、綺麗で穏やかな顔。
愛されて、幸せだったね。
いい猫生だったね。

POMさんとJさんも、早く元気になりますように。

Tumbleweed さんのコメント...

>NUNさん
ありがとう、ありがとう。

彼が住んでいたトレイラーハウスの付近の近所の人の証言によると、前の飼い主はフリーペーパーか何かの募集によってすでに老猫であった彼を引き取ったんだけれど、何か気に食わなかったのか、すぐに家から追い出したのだそうな。
それから約二年間、その付近の路上でボロボロになりながら過ごしていたファン吉ポンを、ボランティア中のダーリンJが見つけたおかげで、素晴らしい日々を送る事ができました。

でも今では、Jがファン吉ポンを見つけたのではなく、ファン吉ポンがJと僕を見つけてくれたのではないかと思っています。