2007年10月29日月曜日

Gone Baby Gone



批評家に絶賛されながらも、ちょっと地味~な存在感。 あのベン・アフレックが監督し、 弟のケイシー・アフレックを主演に描いた、まるで兄弟舟のようなサスペンス映画、「Gone Baby Gone」を観ましたヨ! 演歌風に例えるなら、「顎は長いが~演技はできる~♪ 俺と兄貴のヨ~ 夢の映~画だよ~ ♪」と言ったところでしょうか? 主役のケイシー、特徴と言えば、兄のベンちゃん似のちょっと緩んだ口元のみで、別にマッチョでも無く、フツーにその辺に歩いていそうな存在感。 でも、実は意外とタフで気骨のある私立探偵なのでした。

物語は、彼が住む、救いようの無い貧困層な地域で起った、幼児誘拐事件から始まります。 とにかく、出てくる登場人物、というか役者が、ありえないほどトラッシー・・・・ ベンちゃん、よく、こんな人達集めたなぁ~、と、関心しましたです。 でも、それが映画にリアリティを与える材料になっている事は事実。 自分なら、そんな地区には3日と住めないですけれど・・・ あと、脇を固める豪華なキャスティングも魅力。 モーガン・フリーマン、エド・ハリス、その彼の実生活での奥さん、エイミー・マディガンなど、一人でも十分一本の映画を作れそうなくらいの役者が協力しています。 あと、幼女を誘拐されたジャンキーの母親役の女優、アカデミーにノミネートされてもいいくらいの演技でした。 だって、スクリーンに彼女が映るたびに、彼女の首絞めたくなったもの。

注意: この映画、観終わった後、色んな疑問符が頭の中をグルグルよぎります。 観た人個人によって評価がわかれるかもしれない、要注意映画です。 できれば、カップルより個人で観にいった方がベターかも。  

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